季節の花「菊/マム」で秋を感じる暮らし【プロップsty.のミニマムリッチな暮らしノート】

コラム
公開日:2019/09/13
季節の花「菊/マム」で秋を感じる暮らし【プロップsty.のミニマムリッチな暮らしノート】

季節のしつらえ、お気に入りの雑貨、大切な人への手土産、たまには旅も。「少しの工夫でなんでもない日が特別になる」そんな暮らしのヒントを、プロップスタイリストの金田睦さんに教えてもらいます。今回は、秋がいちばん美しい“菊”を取り入れ、暮らしに華を添えるヒントをご紹介。和の雰囲気の強い菊を、オシャレに、さりげなく取り入れてみたくなるアイデアは必見です。

気軽にオトナっぽく。秋の花“菊”を暮らしにプラス

9月に入っても残暑が続きますね…。
でも、秋は私たちの暮らしにゆっくりと近づいてきていますよ。

先日、9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」と呼ばれる日でした。
「重陽(ちょうよう)」は五節句のひとつで、旧暦では菊が咲く季節であることから、「菊の節句」とも呼ばれています。

まさにこれからが旬の秋の花、”菊”。
菊の花というと、仏花など和花のイメージが強いかもしれません。
でも最近では、菊の花にはたくさんの種類があり、”マム”と呼ばれる可憐な洋菊もあります。

これも菊?? というような艶やかな花や、”食べる”菊の花まで。
今回は、秋の花「菊/マム」で秋を感じる暮らしのヒントをご紹介します!

飾るマムフラワーで、カワイイも、シックも演出

エトルスコ1

■「ディスバットマム・エトルスコ」

まるで上質なファーのような、ピンクのふわふわ、もこもこ。
「ディスバットマム・エトルスコ」という種類のマム。これも菊の花なのです。
菊の概念を打ち破る、個性的でキュートなお花です。

エトルスコ2

この”ふわもこ”ピンクを素敵に飾るコツ! フラワーアーティストの友人に教えてもらいました。
菊の花の茎には、ギザギザの葉がたくさんついていますが、それを思いきって取ります。
そうすることで、花持ちが良くなるだけでなく、いかにも菊…という印象はなくなりますよ。
まだ暑さが残る今の時季には、こんなピンクのマムがお部屋に映えます。

スプレーマム1

■「スプレーマム」

こちらは、「スプレーマム」という、いくつもにも枝分かれして咲く菊の花です。
よく出回っているお花なので、きっと商店街のお花屋さんや、スーパーでも目にしたことがあるかもしれません。
そのくらい誰でも手に入れやすいお花です。

スプレーマム2

「スプレーマム」の花には、色の種類がたくさん!
そんなカラーバリエーションの中でも、今回チョイスしたのは、”ダンテパープル”というカラー。
深みのあるボルドー系の色が、シックでスタイリッシュ。
これから深まる秋にしっくりハマる、オススメのカラーです。

”食べる”菊「もってのほか」

もってのほか1

食用菊というと、お刺身に添えられた小菊を思い浮かべるかもしれませんが。
私の出身地・山形では、秋の味覚のひとつとして、食用菊の「もってのほか」があります。
菊を食べて美味しいの? と思うかもしれませんが、美味しいです…笑
なにより、彩りがキレイなので、アレンジも万能なのですよ。

もってのほか2

■「もってのほか」のおひたし

食用菊「もってのほか」の一番スタンダードな食べ方は、おひたし。
花びらの部分をサッと茹でて、酢の物にしたり、こまだれやマヨネーズで食べたりします。
色がキレイなので、うつわ選びも楽しくなります!

もってのほか3

■いつもの料理がお店の仕上がりに

おうちで作るお料理に食用菊をはらりと散らすだけで、オシャレなレストランの1品のよう。
食用菊は生でも食べられるので、パスタやお肉の仕上げにオススメです。
これからは、秋の味覚”きのこ”を使ったペンネやパスタとも相性バツグンです!

もってのほか4

■サラダに彩りと”栄養”を

目で彩りを楽しんで、食べてカラダに嬉しい。ちょっとほろ苦の食用菊「もってのほか」。
食用菊は彩りだけではでなく、栄養素もしっかり!
ビタミンEのαトコフェロールが多く含まれ、抗酸化作用があるといわれています。
また、カリウムや、女性にうれしい葉酸も多く含まれ、香り成分にはリラックス効果もあるといわれてます。
茹でた菊や生の菊をサラダにも取り入れて、秋の味覚をフレッシュに味わってみてくださいね。

花とともに季節を感じる暮らし

テーブルコーデ

可憐な花やシックな花。秋には素敵なお花がたくさんあります。
その中では、少し地味に感じるかもしれない「菊/マム」。
でも、実は種類も多く、観賞用としても、食用としても、秋には欠かせないお花です。

暮らしの中で、季節の移ろい感じることができるお花。
短い秋を楽しみ、感じるために、身近なお花「菊/マム」を暮らしの中に招いてみませんか?

関連リンク⇒⇒⇒残暑はガラスの器で、”ひんやり”おやつ。【プロップsty.のミニマムリッチな暮らしノート】

写真・文/金田 睦

Profile
金田 睦(funfair)
​プランナー&プロップスタイリスト
山形出身・横浜在住。短大卒業後、文化服装学院に進学。
卒業後、モデル事務所にマネージャーとして数年勤務。その後、広告業界に転職し、広告制作に携わること約10年。
2013年に独立。屋号「funfair」。広告制作のディレクション、イベント企画やプロモーション企画の他、近年は、独学からスタートした空間スタイリングやテーブルスタイリング等、広告撮影等でプロップスタイリストとしても活動中。

https://www.instagram.com/funfair_insta/https://funfair9.wixsite.com/funfair

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