「ニッセイ学資保険」にはどんな特徴があるの? 評判もチェックしよう!

コラム
公開日:2019/10/03
更新日:2019/10/04
「ニッセイ学資保険」にはどんな特徴があるの? 評判もチェックしよう!

学費を準備する方法として人気のニッセイの学資保険についてまとめました。子供ができると将来の学費が心配になるもの。いくら準備すればよいのかを考えるための子供の学費総額の情報やニッセイ学資保険の特徴、2つのプランの違いや仕組み、メリットやデメリット、評判もチェックしたいですね。

子供の学費はいくらかかる?

子供の将来の学費を用意する方法には、さまざまなものがあります。中でも、多くの家庭で選ばれているのが学資保険や貯蓄です。さらには、どのプランを選ぶのが良いのか考えるためにまずは目標額の見極めが必要になります。

子供の学費はいったいいくらかかるのでしょうか。官公庁のデータを参考に見ていきましょう。

幼稚園から大学までの学費総額は?

まずは、子供が幼稚園、小学校、中学校、高校(全日制)、大学をすべて国公立だった場合を見てみます。学費には、直接学校に支払ったもの以外に習い事なども含んでいます。これが、全部で約800万円。

次に、幼稚園、小学校、中学校、高校(全日制)、大学をすべて私立だった場合はどうでしょうか。この場合は約2,200万円です。しかし、実際はすべてどちらかというのは珍しく、例えば、幼稚園は私立、小学校と中学校、高校(全日制)は国公立、大学は私立というルートが多数を占めています。

この進学ルートの学費総額は、約1,100万円。これが一番リアルな学費の目安と言えそうです。もちろん、子供が親の想定通りに歩んでいくとは限りませんが、準備するために参考になる金額ではないでしょうか。

※参考:文部科学省「国立私立大学の授業料などの推移」「平成28年度子供の学習費調査」など

大学の学費の目安は?

幼稚園と大学は私立で、小学校、中学校、高校は国公立という進学ルートを想定するなら、高校卒業までの学費は通常の出費の中から賄えるかもしれません。一方、負担が大きく、前もっての準備が必要なのが大学の学費です。大学は国公立か私立か、文系か理系かでも学費が大きく変わります。

国公立大学の4年間の学費総額は約240万円、私立文系なら約400万円、私立理系なら約540万円、私立医科歯科系だと6年間で約2,340万円が目安です。子供がどんな進路を選んでも大丈夫なように、しっかり準備しておきたいものですね。

※参考:文部科学省「平成29年度私立大学入学者に係る初年度納付金平」均額(定員1人当たり)の調査

見落としがちな仕送りの目安は?

地方在住の場合、大学などへの進学が首都圏や関西圏になることもよくあることです。学校が遠いため自宅から通学することができず、子供がひとり暮らしになることも。その場合、学費以外に必要なのが仕送りです。

子供の学費準備で見落としがちなのがこの仕送り。目安は年間平均90万円、4年間で約400万円です。全額を準備するのは難しくても、入学までに半額は準備しておきたいものですね。仕送りはゼロ、アルバイトで賄うという方法は、長時間バイトから疲労して単位を落としがちになり、中途退学へと結びついてしまうかもしれません。地方在住の場合は仕送り分も貯めておくと安心ですね。

※参考:日本政策金融公庫「平成30年度教育費負担の実態調査結果」

学資保険だけでは足りない?

こんなに大きな金額をどうやって貯めようかと途方に暮れてしまいがちですが、落ち着いて考えてみましょう。

0歳から毎月2万円ずつ貯金していけば、大学入学時には400万円貯まる計算になります。また、子供には児童手当が国から支給されますので、これも丸々貯めていけば約200万が溜まります。学資保険で学費分を溜め、貯蓄や投資で仕送り分を溜める方法がおすすめです。

学資保険に加入するメリットとして、強制的に貯蓄ができるという点が挙げられます。そのほかの方法で学資保険でなく貯める仕送り分は、強い意志を持って貯めていく必要があるため、生活費と口座を分ける方法がおすすめです。その上で少しでも多く貯められるように、投資を行う、金利が比較的高いネット銀行の積立を利用するなど工夫すると良いでしょう。

「ニッセイ学資保険」の特徴とは

ニッセイ学資保険の特徴は主に3つあります。プランが2つあること、育児相談ほっとラインのサービスを受けられること、契約者が亡くなったときに保険料払込免除制度があることです。ひとつずつ見ていきましょう。

「ニッセイ学資保険」は2つのプランがある

「ニッセイ学資保険」には大きく2つのプランがあります。「こども祝金あり型」と「こども祝金なし型」。こども祝金とは大学など準備の学資年金以外に受け取れる、小学校、中学校、高校入学時の一時金のことです。

私立校へ入学した場合など、入学金や学用品準備に備えることができます。不要な場合は引き出さず積立を継続することもできますので、臨機応変に備えることが可能です。ただし「こども祝金あり型」は、「こども祝金なし型」に比べて、返戻率が低いため、注意が必要です。

「ニッセイ学資保険」の「育児相談ほっとライン」とは

ニッセイ学資保険に加入すると、「育児相談ほっとライン」という24時間の電話相談のサービスが受けられます。医師・看護師・保健師・管理栄養士に、子どもの健康や育児についての疑問をいつでも相談できます。

子供の急な発熱で夜間もやっている救急病院はどこか?アレルギーを持っている子の離乳食の進め方は?赤ちゃんが泣き止まないけれどどうすれば?など、慣れない育児に奮闘する親を頼もしくサポートしてくれるサービスです。

「ニッセイ学資保険」の仕組みとは

子供の学費の準備は銀行口座での預金などでも行えますが、それらにはない仕組みがニッセイの学資保険にはあります。それが「保険料払込免除制度」。契約者が亡くなった場合、以後の保険料は払込が免除され、保障は継続する仕組みです。

保障を増やすほど保険料が上がり、返戻率が下がってしまうのが保険の仕組みですが、ニッセイの学資保険はこの保険料払込免除の特約がありつつも、高い返戻率を保っています。

「ニッセイ学資保険」の種類について

ニッセイ学資保険は大きく2つの種類に分けられます。「こども祝金あり型」と「こども祝金なし型」です。どんな点が違うのか、見ていきましょう。

「ニッセイ学資保険」の「こども祝金あり型」とは

ニッセイの学資保険は「こども祝金あり型」、「こども祝金なし型」ともに、大学入学にあたる年齢から毎年1回、合計5回の学資年金を受け取ることができます。
第1回学資年金は基準保険金額と同様、2回目から5回目は第1回学資年金の50%を受け取ることができます。
例えば、大学など入学時に、100万円を受け取りたい場合、基準保険金額を100万円に設定すれば、第1回学資年金100万円と第2回から第5回学資年金50万円ずつの合計300万円を受け取ることができます。
「こども祝金あり型」は、この学資年金に加え、小学校・中学校・高校入学の時期に基準保険金額の20%のこども祝金を受け取れるプランです。
上記の例と同様、基準保険金額を100万円とした場合、こども祝金は20万円を3回まで受け取れます。

「こども祝金なし型」に比べると返戻率が低くなりますが、それでも元本割れはしません。支払った保険料総額よりも大きな金額を合計で受け取ることができます。返戻率を少しでも上げたい人は、月払いよりも1年ごとのまとめ払いをするとよいでしょう。

「ニッセイ学資保険」の「こども祝金なし型」とは

「こども祝金なし型」は、小学校・中学校・高校入学の時期の一時金(祝金)がないタイプのプランです。祝金がない分、大学などの学資金を手厚く準備することができます。

「こども祝金あり型」に比べて返戻率が高く、学資保険に貯蓄性を求める家庭に向いています。

「ニッセイ学資保険」に加入するメリットはなに?

ニッセイの学資保険だけでなく、多くの学資保険には契約者が亡くなった場合、以後の保険料の払い込みが免除される仕組みがついています。これが、貯蓄にはなく学資保険に加入するメリットと言えます。

ニッセイの学資保険独自のメリットは、大きく3つあります。ひとつずつ見ていきましょう。

「ニッセイ学資保険」は返戻率が高い!

支払った保険料総額よりも、受け取る学資金総額が下回ることを元本割れと言います。この元本割れをする学資保険が増えている中、ニッセイの学資保険は高い返戻率を保っています。

「祝金あり型」の低めの返戻率でも102.2%ほど、返戻率が高い「祝金なし型」では104.0%ほどとなっていて、貯蓄性が高く、効率的に子供の学費を準備することができます。
(※一定条件の時)

「ニッセイ学資保険」には配当金がある!

配当金とは、保険会社が契約者の支払った保険料を元手に運用して増やしたお金を、契約者に支払う制度です。学資保険に配当金がつくものは珍しく、お得感があります。

実際には超低金利と言われる中での配当金の額にはあまり期待はできませんが、大切なのはインフレが起きた場合です。ニッセイに限らず学資保険の弱みは、金利が固定されているため、物価や給与が上昇するインフレに対応できないという点。この弱点を補うのが配当金です。

「ニッセイ学資保険」は保険料振込期間が幅広い!

「こども祝金なし型」に限ったことですが、保険料の払込期間を5年、10年、学資金受け取り開始年齢までと選ぶことができます。払込期間を最長にしても、返戻率は104%ほどを保っていますので、無理をして5年払いや10年払いを選ぶことはないと言えますが、例えば5年払いの場合、返戻率は108.5%とさらに高くなるので、早く支払いを済ませてしまいたい方などは、検討してみるのも良いかも知れないですね。

「ニッセイ学資保険」に加入するデメリットはある?

返戻率は高く、配当金もあり、保険料も無理なく払えるなどメリットの多いニッセイの学資保険ですが、デメリットもあります。主なものが医療保障などの特約が少ないことと、契約時の契約者の年齢制限が他の学資保険よりも比較的狭いことが挙げられます。

「ニッセイ学資保険」には医療保障がない

保険において、返戻率の高さと保障は反比例の関係にあります。保障を増やせば返戻率は下がり、保障を減らせば返戻率は高くなります。ですから、貯蓄型と言われる保険は保障をできる限り絞ることで、返戻率の高さを保っています。

ニッセイ学資保険には、契約者が亡くなった場合、以後の保険料の支払いが免除され、学資金は満額確保される保障以外はついていません。医療などの保障を求める人には向かない学資保険と言えます。

より補償を求める方は、「ニッセイ学資保険」とは別に「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」を販売しているのでそちらを検討してみるのも良いかも知れませんね。
「こどもの保険」は「学資保険」と比べ、返戻率は劣りますが、子どもの教育資金の確保という貯蓄機能に加え、契約者が亡くなった場合「育英年金」を保険期間満了まで毎年受け取る事が出来る保障機能があり、医療保険も付加することが出来る魅力的な保険です。

医療については、自治体などの医療受給券や高度医療制度などのサポートもあることから、学資保険の医療保障はなくてもまかなえるという考え方もあります。お住まいの自治体などの制度を調べて判断するとよいでしょう。

「ニッセイ学資保険」には契約可能年齢制限がある

ニッセイ学資保険のデメリットとして、契約者の契約可能年齢が比較的限定されているという点が挙げられます。保険料払込免除制度があるので、契約者の年齢が上がるほど死亡の可能性が高まるというのが契約可能年齢制限の理由です。

保険料の支払期間に余裕を持たせたい場合、18歳あるいは17歳の学資金受取開始年齢と設定すると、契約者は男性なら18~45歳、女性なら16~45歳でなければなりません。子供の年齢が3~6歳と上がるとさらに狭く、契約者の年齢上限は40歳までとなります。高齢出産の場合や祖父母が契約したい場合、加入が難しくなります。

保険料の払込期間を短く設定するほど契約可能年齢は広がります。10年払いなら、子どもの年齢が0~2歳の場合は45歳、3~6歳の場合は44歳、5年払いなら、子どもの年齢が0~2歳の場合は67歳、3~6歳の場合は60歳となっていますが、支払期間が短くなると1回あたり保険料は高くなりますので、家計に大きく負担がかかります。余力が大きい家計状況でないと難しいと言えます。

上記はすべて、「こども祝金なし型」の場合の例です。「こども祝金あり型」の場合、保険料払い込み期間は自動的に学資金受取開始年齢である18歳、あるいは17歳までとなります。このとき契約者の契約可能年齢の上限は39歳と最も狭い範囲になっていて、注意が必要です。

「ニッセイ学資保険」の評判や口コミを知りたい

・子供の節目ごとの祝い金があるため、助かりました。子供が中学校も高校も私立だったため入学金が必要でしたが、祝い金のおかげで払い込むことができました。祝い金だけでは不足の部分もあったのですが、中間での借入もできました。

・普通に貯金してお金を貯めるよりもお得で、低金利で資産運用が難しい現代においてはやらない手はないと感じる学資保険。サポート体制は他の学資保険よりも手厚く、24時間365日電話サポートラインがしっかりとしているのでいつでも安心です。

・保険とは?学資保険とは?返戻率とは?等初歩的なことから簡潔に説明してもらい、プランも私たちが納得いくまで提案してもらいました。スピーディに対応してもらえたおかげで無事に出産前に決めることができ、出産後の手続きもスムーズでした。

・子ども名義の口座を作り毎月貯金していましたが、銀行の金利は低く、またあまり多く貯金できないのでどうしようかと考えていた時、知人の紹介でニッセイ学資保険の説明を聞き加入することにしました。毎月指定口座から引き落とされていくので自分で貯金をするより確実で、また金利も銀行より高いのが良いです。

※copyright Ⓒ2019みんなの評判ランキング調べ(回答数:35件)より(参考:https://minhyo.jp/nihonseimei-gakushihoken

ライフスタイルに合わせたプラン選びを

ニッセイの学資保険について見てきました。祝い金の有無、保険料払い込み期間などそれぞれの家庭のライフスタイルや家計状況に合ったプランを選びたいですね。子供の夢を支える学資保険。子供を心配する親心に応える保険でもあります。この記事で我が家にぴったしな学資保険選びの参考にしてくださいね。

取材協力/日本生命保険相互会社
文/麓 加誉子

※掲載内容は2019年9月現在のものです。

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