おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の症状とケア方法は?

コラム
公開日:2014/05/26
更新日:2018/07/06
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の症状とケア方法は?

赤ちゃんに熱が出た! そのとき、もし耳の下やあごの下がはれていたら、おたふくかぜの可能性もあります。赤ちゃんがかかった場合の症状やケアを知っておきましょう。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の症状

耳の下からあごの側面にかけてはれますが、はれが片側だけのこともあります。1~2日目がもっともひどく、痛みがあるため、赤ちゃんは食欲がなくなります。熱は38~39度ぐらい出ることがありますが、2~3日で下がります。無菌性髄膜炎を合併すると高熱や嘔吐が続きます。はれている部分は痛み、少しかたくなります。合併症の頻度が高いので、赤ちゃんだけでなくパパ、ママも予防接種を。

はれがひくまで登園・登校停止

原因はムンプスウイルス。春から夏にかけて流行します。潜伏期は2~3週間で、もっとも感染しやすいのは幼児~学童期の子どもですが、約3割はかかってもほとんど症状が出ない不顕性感染です。

おたふくかぜの治療とケア

基本的に、家で安静に過ごします。解熱剤には鎮痛作用もあるので、熱が高くてつらそうなときだけでなく、ほおの痛みが強いときにもじょうずに使うと、赤ちゃんがラクになるでしょう。あごを動かすと痛むので、離乳食はかまなくてもよいスープやゼリーなどにしてあげて。

合併症で難聴になることも

無菌性髄膜炎のほか、難聴を起こすことがあります。片耳のことが多く気づきにくいですが、おたふくかぜが治っても聞こえにくそうなときは、受診をしましょう。合併症の難聴には治療薬はありません。

山田奈生子・写真

監修/山田奈生子先生
東京慈恵会医科大学大学院修了後、同大学附属病院、東京都母子保健院などを経て1997年水天宮前小児科開業。日本小児科学会認定小児科専門医。3人のお子さんのママでもあり、子育ての不安や悩みにも気軽にこたえてくれる先生と評判です。
出典:Baby-mo(ベビモ)夏に赤ちゃんがかかりやすい【病気ガイド】おたふくかぜ
イラスト/kaku-kak
※情報は掲載時のものです。

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