え、こんな場面でも!?【赤ちゃんの熱中症対策】

 専門家監修
公開日:2019/08/21
え、こんな場面でも!?【赤ちゃんの熱中症対策】
監修
山中龍宏先生
緑園こどもクリニック 院長

気温35度超えもザラな毎日、赤ちゃんとのお出かけでは熱中症対策に気を配っているママが多いはず。長時間の外出や外遊びを避けるのは基本だけど、実は意外なところでも熱中症になってしまう危険が。注意したいところと、熱中症予防のポイントをまとめてみました!

熱中症警報① 言語道断! ベビーを車の中に置き去り

夏の車内は、1時間で50度もの暑さに! スーパーやコンビニに少し立ち寄るだけ、とベビーを車中に置き去りにするのは絶対にNG!

熱中症警報② 室内でも気をつけて! 日の当たる窓ぎわで寝かせる&遊ばせる

直射日光が当たる窓ぎわは予想以上に暑くなります。脱水症状を引き起こすことも。室内でも窓ぎわで遊んだり、寝かせたりするのは避けて。

熱中症警報③ 脱水が心配! 炎天下の海で砂遊びをする

照り返しが強い砂浜は、その場にいるだけで体力を奪われます。夢中になって遊んでいるうちに脱水症状を起こすことも。

もしかして……! 熱中症のサインとすべきこと

【熱中症のサイン】
体が熱い(40度以上の熱がある)
ぐったりしている
顔色が悪い
おしっこが出ない
機嫌が悪い

【症状別すべきこと】
顔色が悪くぐったりしている、または機嫌が悪いが意識はある
涼しい場所へ移動し、服をゆるめて体を冷やす。ベビー用イオン飲料など水分をとらせる。様子を見て場合によっては病院へ。
水分を自力で飲めず、40度以上の熱がある。症状がよくならない
体を冷やしながらすぐ病院へ。
目がうつろでもうろうとしている。意識がない、けいれんしている
救急車を呼び、来るまで冷やし続ける

From Dr.熱中症は屋内でも危険なことが。ポイントは水分補給と休息

熱中症とは、熱射病と日射病の総称。暑さの中に長時間いると、体温調節ができなくなり、体温が上昇し、やがて脱水症状を引き起こします。重症の場合は命にかかわることもあります。

炎天下にさらされる屋外だけでなく、閉めきった室内や車内も危険度大。まだ体温調節がうまくできないベビーは、あっという間に熱中症になるおそれがあります。熱中症を防ぐカギは、こまめな休息と水分補給。熱中症のサインが少しでも見られるようなら、すぐにケアしましょう。

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大人よりも熱中症になりやすい赤ちゃん。外出中は頻繁に様子を見るようにしましょう。真夏のベビーカーでのお散歩は、ママやパパから赤ちゃんの顔が見えにくいこともあるのでとくに気をつけて!

イラスト/カツヤマケイコ 取材・文/山川麻衣子

※この記事は『Baby-mo2016夏秋号』より加筆・再編集したものです。

監修
山中龍宏先生
緑園こどもクリニック 院長
産業技術総合研究所デジタルヒューマン工学研究センター傷害予防工学研究チーム長。長年、子どもの事故防止に取り組んでいる第一人者。著書に『子どもの誤飲・事故を防ぐ本』(三省堂)など。

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