手足口病ってどんな病気? その症状と治療法とは?

コラム
公開日:2014/06/01
手足口病ってどんな病気? その症状と治療法とは?

手足口病は、手や足、口の中に発疹ができる病気です。夏に保育園や幼稚園などで流行する、乳幼児がかかりやすい病気です。ヘルパンギーナとは少し違う型のコクサッキーウイルスがおもな原因。水疱が口の中の前のほうにできることと、熱があまり出ない点がヘルパンギーナと異なります。やはり髄膜炎を起こすことがあるので、様子をよく見ましょう。

手足口病の症状とは?

*微熱(38度以下くらい)
*手・足・口に赤いプツプツができる

名前のとおり、手のひらや足の裏、足の甲、口の中に小さな水疱ができます。水疱は米粒を埋め込んだような形が多く、淡い紅色のこまかい発疹のこともあります。口の中にできた水疱はしみるので、おっぱいやミルクをいやがることもあります。水疱は、ほかにおしりやひざの周りなどにできることもあります。発熱する子は全体の⅓ほど。熱はあっても38度ぐらいで1~2日で下がります。

手足口病の治療法とケア

特効薬はありません。脱水に注意して安静に
アデノウイルスや夏かぜのウイルスに効果のある薬はなく、治療は解熱剤や胃腸薬など対症療法が基本になるので、家で安静にして乗り切りましょう。高熱が長く続くため、体内の水分や電解質が失われて脱水を起こしやすいので、水分をしっかり飲ませることがたいせつです。

口の中が痛い・しみるときは食べられるものをあげて
のどがはれて痛んだり、しみるようなら、のどごしがよく食べやすいものをあげましょう。冷たすぎたり、熱すぎたりするものやしょっぱいものを避けて、できるだけ水分を補えるものが○。

気をつけること

口の中の赤みがひいたら保育園も登園可能です
熱がなく、食欲や元気があるなら、保育園などに登園できます。手足口病はかかっても発疹が出ないことも多いため、発疹が出ているというだけで登園を禁止しても、あまり意味がありません。ただし、口の症状が強い場合は休ませます。

山田奈生子・写真

監修/水天宮前小児科院長 山田奈生子先生
東京慈恵会医科大学大学院修了後、同大学附属病院、東京都母子保健院などを経て1997年水天宮前小児科開業。日本小児科学会認定小児科専門医。3人のお子さんのママでもあり、子育ての不安や悩みにも気軽にこたえてくれる先生と評判です。
出典:Baby-mo(ベビモ)夏に赤ちゃんがかかりやすい【病気ガイド】手足口病
イラスト/kaku-kak
※情報は掲載時のものです。

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