【We are 家買う部!】家を買うタイミングは「出産前」それとも「出産後」?

 専門家監修
公開日:2019/05/20
更新日:2019/06/07
【We are 家買う部!】家を買うタイミングは「出産前」それとも「出産後」?
監修
星 直人
マンション評論家

いつかは買いたい夢のマイホーム。どうせ買うなら1カ月でも早く購入して、今払っている賃料を住宅ローン返済に当てたいものです。でもちょっと待て。将来のわが家の子どもの数は、1人かもしれないし、3人かもしれない。二度目、三度目の妊娠で双子ちゃんが加わったら、一気に5人なんてこともありうる! OMG!! だったら数年後になったとしても、子どもの数が確定してから買ったほうが、万が一の買い替えをしなくてすむのではないか……。
というわけで今回の「家買う部!」は、「家はどのタイミングで買うのが正解か」について調査しました!

家を買うタイミングは「産前」それとも「産後」?

一人目妊娠中(5カ月)の妊婦です。今は夫婦で1LDKの賃貸マンション(月10万円)に住んでいますが、子どもが生まれるのでもう少し広い家を購入したいと考えています。ただ、子どもはもう一人か二人は欲しいと思っているので、買うタイミングを悩んでいます。今、3人で住めるサイズの家を買うか、それとも子どもの人数が確定してからそれに合った大きさの家を買うべきか。アドバイスをお願いします!(東京都/アミさん 32才)

地域にしばられない妊娠中こそ、家を買うベストタイミング!

私からのアドバイスは、ズバリ「今、買うのがおすすめ」です。マタニティ期は、じつは「家を買うのにぴったりの時期なんです。

というのも、お子さんが生まれて、保育園や幼稚園、小学校に入ってしまうと、住むエリアを変えることがむずかしくなります。

小学校なら「転校」という選択肢もありますが、保育園だと引っ越し先に空きがない場合、その地域から動けなくなってしまいますから。

買いたいタイミングでそのエリアにいい家が見つからなかったら、結局、高値づかみ(=相場より高く買うこと )をしなくてはならなくなります。

それなら、エリアにしばられない今のうちに、条件に合う家を探したほうがいいというわけです。

子どもの人数が未確定の場合はどうする?

「家族の人数が確定してから買ったほうがいいのか」というお悩みについては、「子どもがもう1人増えても対応できる間取りの家を選ぶ」で解決です。

アミさんは3人家族になることは確定していますから、もう1人増えたとき、例えば子どものベッド2つ分など、必要となる家具が収まるかをシミュレーションして、合格する家を買うのです。

こうしておけば将来的に子どもが1人でも、余裕をもって家族3人で生活できますしね。

家を買うとじつは金銭的なメリットも大きい!

家を買うことには金銭的メリットもあります。

住宅ローン金利0.8%で借りたとすると、ローンは5年後には約87%、10年後には約74%まで減っています。

これよりも物件の価格が下がっていなければ、売却して新しい家を購入するとき、含み益(=所有する不動産の価格の上昇で得られる利益)が出る可能性があります。

これはつまり、住宅ローンを支払うことで「住みながら貯金」ができるということ。ふだん貯金ができない人ほど、家を買っておくといいんです。

今は史上空前の低金利ですし、サラリーマンであれば、年収の約7倍の住宅ローンを難なく借りることができます(資金計画にご不安な場合はファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめいたします)。

ぜひ今の家賃と比べて、住宅ローンの返済シミュレーションをしてみてください。

同じ支払いでも、賃貸と分譲では快適度に雲泥の差が

また、例えば同じ10万円の支払いでも、賃貸と分譲では家のグレードがかなり違います。

最近の分譲マンションは、床暖房や食洗機、ディスポーザーなど、賃貸にはない設備がついていることが多いので、同じ額の支払いでも、買ってしまったほうが生活の快適度は格段に上がるでしょう。

妊娠中の住宅購入、ぜひ前向きに考えてみてくださいね!

本日の結論

産後は保育園や学校の関係でエリアを変えにくい。しばりがない「出産前」が買いどき!

でした。

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おまけ:「不動産屋さんが“その筋の人”みたいでこわい」問題

たしかに、不動産屋さんって派手なスーツにピカピカの靴、大きめのロ◯ックス……という服装の人が多いですよね。ただこれは、「高額な家を売るのにみすぼらしい格好ではいけない」という理由が大きいと思います。服装は派手でも、実際はやさしい人が多いので、これはもう不動産屋の「制服」のようなものだと割り切ってください(笑)。(星さん)

撮影/楠 聖子 イラスト/てぶくろ星人 取材・文/佐藤真紀

監修
星 直人
マンション評論家
20才で初めてマンションを購入したことをきっかけに、一般企業に勤務しながらマンションブロガー兼評論家として活動。これまでに8件のマンション売買をした経験から、現在は独立して“マンションマニア”の名称でマンション評論家として活動。
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