0~1歳児の入園準備!保育園入園前にしておきたい4つのこと【産後ドゥーラ小松紀子の“子育てのヒント”Vol.2】

コラム
公開日:2019/03/22
0~1歳児の入園準備!保育園入園前にしておきたい4つのこと【産後ドゥーラ小松紀子の“子育てのヒント”Vol.2】

4月から始まる、初めての保育園通い。たくさんの洋服やシーツを揃えたり、パパと送り迎えの分担について相談したり。仕事と育児の両立に期待や不安を抱きながらも、お子さんの新しい生活のスタートを楽しみにしている頃だと思います。産後ドゥーラとしてサポートする中で出会った、今ママたちが取り組んでいる入園直前準備のさまざまな工夫をまとめてみました。(産後ドゥーラ 小松紀子)

保育園は決まったけれど、想像するだけで忙しそう……

4月からお子さんの保育園入園が決まったママたち、おめでとうございます。無事に預け先が決まってほっとする中、これからの仕事復帰や慌ただしい毎日に思いを馳せている頃ですよね。

特に0歳児クラスは、離乳食や母乳育児の途中での入園となり、ママと離れて新しい環境や生活リズムに慣れるまで、お子さんも心身ともにハードになります。

ママも仕事復帰できる喜びはありつつも、新たな勤務体系に変わったり、夕方はお迎えや赤ちゃんのごはんやお風呂、大人の夕食づくりなどで相当忙しくなるはず。さらに病気のときは急なお迎えや仕事時間のやりくりをどうしよう……など考えるだけでもたいへんそう。

日々の生活の備え、もしものときの備えを少しずつ進めていき、できるだけ楽に保育園ライフのスタートを切れるように準備していきましょう。

保育園入園準備のポイントは?

① 赤ちゃんの生活リズムをととのえる

赤ちゃんの月齢にもよりますが、徐々に早寝早起きのリズムを作っている方も多いと思います。

保育園が始まると、早朝からご飯やミルク、登園準備、朝食、身支度をパパと分担しながら進めていく……そのためには6時~7時には赤ちゃんを起こすのがルーティンとなります。

登園後は午前中の授乳がなくなり、昼食は11時前後、お昼寝はその後12時~3時頃の1回。入園前からこのリズムで授乳やお昼寝をできるようにしておくと、赤ちゃんの体の負担が少なくてすみます。

夜はなるべく8時頃までにベッドへ。昼夜の睡眠リズムが安定し、疲れも回復しやすくなります。パパが夜会えない日は寂しいけれど、赤ちゃんがたっぷり眠ることが最優先。朝にパパと一緒の時間を設けるようにしましょう。

保育園に事前にタイムスケジュールを確認して、それに合わせた生活リズムに今から合わせておくと、赤ちゃんもママも無理なく移行できます。

② 離乳食で食べられる食材を増やしておく

すでに離乳食を始めている方、入園と同時に離乳食を始める方など、段階はさまざまですが、やはり新しい環境での赤ちゃんの食事はドキドキですよね。好き嫌いなく食べてくれるかな? みんなでわいわい楽しく席につけるといいな、などママがいない場でのランチタイムがうまくいくよう祈るような気持ちになります。

保育園では月齢によって1~3回食、いわゆるゴックン期、モグモグ期、カミカミ期などによって細かく食事内容の対応をしてくれるところがほとんど。アレルギーの予防のため、月齢ごとに食材チェックリストを配布する園もあり、家で数回食べて大丈夫だった食材だけを出してくれます。

初めての食材やアレルギーが心配な食材は、平日の朝や週末の午前などに試して(もしものときに通院できる時間帯で)、食べられる食材の種類を増やしておきましょう。カレンダーなどにお試し食材のスケジュールを書いて、週ごとに献立を立てていくのもいいアイディアです。

他にもミルクの哺乳瓶の口や麦茶(ストローやコップ飲みを練習するよう言われる園も)など、保育園の先生と相談して、量、飲み方、タイミングについても確認、相談しておくと安心です。

③ 離乳食&ごはん作りはフリージングを活用

保育園帰りの平日の夕方は忙しい時間が続きます。職場から急いでお迎えに走り、休むまもなく離乳食や夕食の準備に追われ、赤ちゃんを寝かせるまでママもくたくたです。仕事で疲れている中、少しでも気持ちにゆとりができるように、時短調理のためのフリージングを上手に利用しましょう。

週末にまとめ買いをした際にまとめてゆでて下ごしらえしておいたり、お肉に下味をつけて冷凍したり、離乳食の1週間分の献立を考えて準備したり。少しの手間が毎日の助けになります。

特に離乳食はフリージングしておいた数種の食材を組み合わて3~4品作れば、手早くできて安心。宅配などの市販の離乳食ペーストやフレークなどを活用するのも時短になりますし、疲れた時にはお惣菜やベビーフードを買う日だってあってOK。産後ドゥーラに夕飯づくりや離乳食ストックづくりを頼んで、赤ちゃんとゆったりした夕食タイムをを過ごすのも手です。

毎日完璧に頑張りすぎる必要はありません。長く続けていける自分なりの工夫で乗り切っていきましょう。

④ もしものときのお迎え要員と災害時の備え

赤ちゃんが急な発熱や病気にかかったら、保育園から引き取り依頼の連絡がきます。そのときになって慌てないように、ふだんから近所のお医者さんや病児保育などを複数調べておきましょう。診療時間や休診日、受付の仕方、待ち時間などそれぞれ違うので、復帰前に1度行ったり、数か所ピックアップしておくと安心ですね。

どうしてもパパもママも外せない仕事でお迎えにいけない日もあるかもしれません。おじいちゃんやおばあちゃん、自治体のファミリーサポートや外部のベビーシッターや産後ドゥーラなど、第二、第三の手を考えて声をかけておくのも大切です。

申込み手続きに時間がかかることもあるので、余裕のある時期に問い合わせや面談を進めておくのがおすすめ。保育園では、両親以外はお迎えする方の顔写真付き身分証明書のコピーの提出が義務付けられているところが多く、いきなり迎えに行っても防犯上お子さんを渡してくれない場合もあるので、いろいろな状況を考えてお迎え要員を申請しておきましょう。

仕事面でも、急な早退やパパと交代で休暇取得など、スケジュール変更が必要な場面も出てきます。遠隔操作や在宅作業でも仕事が進められるように、ふだんから上司や同僚の方々とコミニュケ―ションをとり、情報共有やワークシェアリングを進めておくと仕事への支障も少なく、気持ちの負担も軽くなります。

保育園やシッターに預かってもらっている間に、災害が起きた場合はどうすればいい? パパとの連絡方法や帰宅経路をお互いに確認したり、お迎えの方にも連絡先はもちろん、最寄りの避難所について説明したり、母子手帳や着替えをまとめたバッグを準備して持っていってもらうよう伝えておくことも必要です。防災グッズの中に、おむつや着替えと一緒に液体ミルクや使い捨て哺乳瓶を備蓄しておくという方も。一度備えておけば、とっさのときも慌てず焦らず行動できます。

赤ちゃんと少しでも離れて生活するということは、いろいろなチャンスやリスクが広がることでもあり、自立への道のスタートでもあります。それを1つ1つ乗り切っていくうちに、赤ちゃんも、ママたちも、相当なスキルが身について成長していくはず。でも決して1人で無理はしないでください。産後ドゥーラも赤ちゃんとママの新生活を応援し、寄り添っていきたいと思います。

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※モデル写真はイメージカットです。

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Profile
小松紀子
産後ドゥーラ
一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラ、松が丘助産院登録ドゥーラ。現在、東京都中野区、杉並区、港区、品川区、世田谷区の登録ドゥーラ。ベビーシッターや家庭教師、塾の講師を経験し、18年の出版社勤務を経て、ドイツに5年半駐在し、帰国。一児の母。体に優しい料理、整理収納、ハンドケア、傾聴が得意。英語、ドイツ語(少し)可。趣味は旅行、ベリーダンス、美術館巡り。

一般社団法人ドゥーラ協会 小松紀子一般社団法人ドゥーラ協会 公式サイト

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