【三越伊勢丹のバイヤー監修】ランドセルの賢い選び方&おすすめ5選!ママ体験談付

 専門家監修
公開日:2018/05/30
【三越伊勢丹のバイヤー監修】ランドセルの賢い選び方&おすすめ5選!ママ体験談付
監修
栃谷孟亜
株式会社 三越伊勢丹 新宿子供営業部 スクールライフ バイヤー

年々、時期が早まっている印象があるランドセル商戦。「三越伊勢丹」でランドセルのバイヤーをしている栃谷 孟亜さんによると「年々、前倒し傾向にありますね。最近では3月(=入学1年以上前)から販売するお店もある」のだとか。実際、6月くらいから予約・販売が始まる百貨店、専門店、工房が多い印象があります。
最近では「ラン活」といわれるように、納得のいくランドセルを求めてたくさんのお店を巡ってから購入を決める人も多いようです。6年間という長い期間使うものだから、失敗のないよう選びたいものですよね。
そこで今回は、先輩ママの経験談とともに、バイヤーの栃谷さんに、最近のトレンドや賢い選び方、そしておすすめランドセルをお聞きしてきました。
来年度入学のお子さんがいる人は、ぜひ「ラン活」の参考にしてくださいね。

ランドセルの始まりと語源は?

そもそも、ランドセルはいつからあるものなのでしょうか。
もともとは幕末に江戸幕府が将兵の携行物を収納するために、オランダからもたらされたバックパックが始まりといいます。
そのバックパックはオランダ語で「ransel」(「ランセル」「ラヌセル」)といい、それがなまって「ランドセル」になったのだとか。
通学用のカバンとしては、創立間もない学習院初等科が1885年に使い出したのが始まりといわれています。全国的に普及したのは昭和30年代以降で、それまで庶民は風呂敷や布製のショルダーバッグを使っていたそうです。 

先輩ママ100人に聞きました!

ランドセルを選ぶポイントは?何を重視しましたか?

6割の人が「収納力・機能性」と回答しています。次に「色・デザイン」が2割、続いて「価格」となっています。
価格が多少高くても、使いやすいもの、機能的なものを選んでいる人が多いことがわかりました。

収納力や機能性を重視した理由は?

「収納力や機能性」を重視したと回答したママからは以下のような理由が聞かれました。

「安いものを買ってもすぐ壊れて買い直すのでは意味がないので、価格は気にしませんでした」
「6年間使うものなので、丈夫でしっかりと収納できるものがよいですね」
「なるべく軽く、背負いやすいものがよいと思います」
「プリント類はフラットファイルで持ち帰ってくるので、A4フラットファイルが入ることが条件です。転倒した際に両手をあけておきたいので、サブバッグはなるべく持たせたくありません」
「6年間使うので、丈夫で金具などが壊れにくいもの。そして、教科書やノート、辞書など、持ち物がかなり重くなるので、ランドセル自体は軽いものがよいと思います」
「軽くて丈夫なことを重視しました。ランドセルが重いと、骨格や姿勢に悪影響がありそうなので」
「本格的な本革製よりも、軽くて防水のものがよいです」
「丈夫な革製品を選びました。値段は高いですが、使い慣れると手に馴染む革は、6年間しっかり使えました」
「自分が小学生の時に、教科書を何冊も入れて重たくて肩が痛くなった思い出があるので、肩への負担が少ないものにしました」
「うちの子は小さくて細いので、背負いやすいように、肩ベルトがしっかり肩にフィットするものがよいと思いました」

色やデザインを重視した理由は?

「色やデザイン」を重視したと回答したママからは以下のような理由が聞かれました。

「自分で選んで愛着をもって大事に使えるようにしてほしいので、本人に決めさせました」
「6年間使うものなので、子どもが気に入ったデザインのものに」
「シンプルで、高学年で背負っても違和感のない色を選ぶように促しました」
「本当は収納力や機能性を重視して選びたかったのですが、子どもの希望を優先して色やデザイン重視でした」
「子どもにとっては、そのランドセルをかっこいい(かわいい)と思うかどうかが大事なので、子どもの好みを優先しました」

ランドセルの最近のトレンドと人気色は?

ママ世代が小学生の頃は、ランドセルといえば「赤」か「黒」が定番でしたが、今はカラフルなランドセルが増え、デザインのバリエーションがとても豊富です。

最近のランドセルのトレンドについて、「三越伊勢丹」のランドセルバイヤー、栃谷さんは
「男の子は、昔と変わらず圧倒的に黒が人気です。最近では、黒をベースに、アクセントでステッチや縁巻き、背裏のカラーを変えたモデルも人気を集めていますね。女の子は、年々多様化が進み、色やデザインも千差万別です。装飾やデザインが派手なモデルが人気の時代もありましたが、最近は男女ともに比較的シンプルなデザインに回帰している印象があります」と話します。

ランドセルの賢い選び方は?

先輩ママの声からも重視するポイントによって選び方は変わってきそうということがわかりますが、色や種類が多すぎて、どれにしたらよいか迷ってしまいそうです。

バイヤーの栃谷さんは、「ランドセルの賢い選び方」について以下のように語ります。
「三越伊勢丹では、お悩みのお客さまに対して、まずは色をお選びいただくことをおすすめしています。そうすることで、だいぶ選択肢が絞られますので、選びやすくなります。 その上で、素材(クラリーノor牛革)、サイズ(A4フラットファイル対応が必要か)、デザインなど、お好みに応じてお選びいただくケースが多いですね」

たしかに、色を決めてしまえば、あとはどの機能を優先するかで選ぶものが決まってきます。気に入った色が見つかったら実際に背負ってみて、子ども本人に「背負いやすさ」を確認してもらいながら決めていってもよさそうです。

さらに、「お子さん自身に選んでもらうことが大事」と栃谷さんは続けます。
「お子さまご自身で選んだランドセルには、お子さまご自身も愛着を持たれるケースが多いです。親御さんのご意向ももちろんあるとは思いますが、お子さまの意見を尊重してあげることも大事です」

親としては「こっちの色のほうがいいんじゃない?」などと、ついつい口を出してしまいそうになりますが、使うのは子ども自身。子どもが愛着を持って大切に使えることが、後悔しない選び方につながりそうです。

ランドセルの色の選び方は?

たとえば昔からの定番「赤」「黒」でも、最近では色味や風合いが違うものが揃っています。
実際に見比べてみると、同じ「赤」でも「こっちの赤のほうが好きだな」というランドセルがきっと見つかるはず。ですから、子ども自身に直感的に選んでもらうというのもよいですね。感覚的なものなので、あまり深く考えずに「この色がいい」というインスピレーションを大切にしてみてください。

また、「子どもに選ばせると、高学年の時に使うのが嫌になりそうな奇抜な色を選んでしまいそう」と不安な場合は、ママやパパがある程度選択肢を絞り、その中かから子どもに選ばせるというのも、一つの方法かもしれません。

ランドセルで人気の素材は?

次に悩みそうなのがランドセルの素材です。大きく分けて、丈夫で重厚感のある「本革」か、軽くて色鮮やかなクラリーノをはじめとした「人工皮革」がありますが、栃谷さんによると「感覚的には7対3でクラリーノをお選びになる方が多い印象」なんだとか。
牛革より人工皮革のほうが軽いため、人工皮革を選ばれる方が最近は多いのかもしれません。

三越伊勢丹のバイヤー栃谷さんおすすめのランドセル5選

多い時で約280点のランドセルを扱う三越伊勢丹。バイヤーの栃谷さんに、その中から選りすぐりのおすすめをご紹介していただきました。

三越伊勢丹オリジナル<ロイスター>パターンメイドランドセル

全3,800,000通り以上(有料オプションを除く)の組み合わせで、お好きなようにカスタマイズが可能。世界にひとつだけの自分だけのランドセルを作れるので、「こだわり派」におすすめです。

63,720円(税込)〜

ISETAN ONLINE STOREで詳しく見る

三越伊勢丹オリジナル<ロイスター>ブラック×ブラック×ブラックランドセル

素材の異なる4種類の「黒」から選べるモデル。同じ「黒」でも素材によって微妙に風合いが異なります。「黒」にこだわりの強い男の子におすすめ。前締めや持ち手部分にあしらったメッシュベルトに、上品さがあります。

63,720円(税込)〜

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三越伊勢丹オリジナル<ロイスター>ナチュラルガールランドセル

一見、シンプルでありながら、ところどころにヌメ革をあしらった気品にあふれたランドセル。華美でない、甘くなり過ぎない女の子向けのランドセルに仕上がっています。シンプルながらデザイン性もあり、飽きがこず長く使えるものを求める方におすすめ。

68,040円(税込)

ISETAN ONLINE STOREで詳しく見る

三越伊勢丹オリジナル<HeM>ランドセル

1999年に日本で展開を開始したバッグブランド「HeM」と三越伊勢丹のコラボレーションランドセル。鮮やかな色味が目を引きます。デザイン性はもちろん、A4フラットファイル対応、脱着式の持ち手(ふわりぃハンドル)、チェストベルト搭載など機能面も充実しています。重さも約990gと三越伊勢丹オリジナルの中で最軽量。

68,040円(税込)

ISETAN ONLINE STOREで詳しく見る

<ポーター>ランドセル

バッグブランド「ポーター」によるランドセルは、三越伊勢丹限定で毎年人気のモデル。サイドは強度に優れたナイロン生地、かぶせ部分は撥水加工を施した牛革、背中部分は通気性を考えメッシュ生地を使用し、胸元にはチェストストラップが付属するなど、機能性抜群です。

70,200円(税込)ISETAN ONLINE STOREで詳しく見る

ランドセルの価格の相場は?

三越伊勢丹で扱うランドセルだけでも、5万円台から10万円以上する高価なものまでとさまざまですが、6万円~8万円くらいで購入されている方が多いようです。

ランドセル選びを子どもといっしょに楽しんで

6年間という長い期間使うランドセル。選択肢が多く選ぶのも大変ですが、あれやこれやと子どもといっしょに悩めるのも、この時期だけ。来年の4月、ピカピカのランドセルを背負って小学校に通い始める子どもの姿を想像しながら、子どもといっしょに「ラン活」を楽しんでくださいね。

《イベント情報》

伊勢丹ランドセルフェスティバル

日時:6/6(水)~6/11(月)10:30〜20:00 ※最終日は18:00終了
場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場

催物場の半分を使い、280点以上のランドセルが展示販売される大規模なイベントです。

 
文/大勝きみこ

監修
栃谷孟亜
株式会社 三越伊勢丹 新宿子供営業部 スクールライフ バイヤー
入社後、子供靴・玩具担当などを経て2012年にランドセルのバイヤーに就任。三越伊勢丹オリジナルランドセルの企画開発に携わる。

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