【現役保育士監修】失敗しない保育園選び&見学のチェックポイントは?

 専門家監修
公開日:2018/11/16
【現役保育士監修】失敗しない保育園選び&見学のチェックポイントは?

保育園選び・保育園見学は、子どもを預けるママ・パパにとって大きな悩みですよね。 保育園の選び方を現役の保育士であるミッコ先生に教えてもらいました。「失敗しない保育園見学のポイント!時期や服装、電話予約の仕方や質問内容」などと関連記事も参考にしてくださいね。

監修
山賀路子先生
株式会社アンミッコ代表
東京都練馬区の「アンミッコ保育園」「春アンミッコ保育園」代表。保育の現場で培った経験と、元小児科看護師の経験を生かした的確なアドバイスは、Baby-moママからも大人気。

保育園の認可・無認可・認証の違い

保育園には「認可」と「無認可(最近は、“認可外”といいます)」があるのは知っていたけれど、妊娠して初めて「認可外(無認可)」や「認証」保育園を知ったというママも多いのではないでしょうか。

では、認可保育園、認可外(無認可)保育園、認証保育園の違いはなんでしょうか?

※「保育所」と「保育園」は同じ扱いです。公的な名称は「保育所」となっていますが、記事内では「保育園」を使用します。

認可保育園

国が定めた設置基準(施設の広さや保育士などの職員数・給食設備など)を満たした、都道府県知事に認可された保育園のこと。

無認可保育所(認可外保育園)

無認可保育所は、最近は“認可外”保育園と呼ばれます。
※この記事は正しく、「認可外保育園」を以降使用します。

“無認可”という名称からよくない印象を持つママもいるようですが、全部の認可外保育園が国の定める基準を満たさない保育園ではありません。

保育の内容は、施設によりかなり異なるのが特徴です。
中には、特徴的な教育プログラムを実践するための施設もあります。
また、あえて認可を取らずに独自のサービスで運営している施設も。

認証保育園

認証保育園とは、東京都独自の制度の保育園です。
区市によっては保育料の一部が助成される場合もあります。

保育園の選び方について

大事なわが子を預けるのだから、安心して預けられる保育園を選びましょう。
そのためには、まずは保育園候補をピックアップすることから始めて。

認可外保育園と認証保育園の場合は、まず料金体系を確認

保育園でかかるお金は保育料だけではありません。「保育料に含まれていると思っていたら別途納金しなければいけない」ということもあるので、事前に確認しておきましょう。

保育園にもよりますが、PTA会費やおむつ代、制服代、スポーツ教室やピアノ教室など様々なお金がかかることもあります。

認可保育園、認可外保育園、認証保育所のどれであれ、次に重要なのは、毎日通える場所にあるかです。

そのために、保育園見学以外にも、候補保育園にはできれば何回か行ってみてください。
1回行っただけでは、「電車の乗り換えがあるけど、乗り換え時間がかからないから通えるか」「雨や雪の日も子どもを連れて通えるか」と思うかもしれませんが、通勤時間に毎日子どもを連れて通えますか?
可能であれば、登園・降園の両方の時間帯を子どもを連れて候補園に行ってみて、実際ママ1人で毎日通えるか総合的に考えましょう。
登園・降園時に、パパの協力が得られるのかも、きちんと話し合いましょう。

保育園選びのポイント

まずはパパと教育方針とまで難しくなくても、「どう育ってほしいか」をしっかりと話してみましょう。
家族の教育方針と保育園の保育方針が合っているかどうかを基準に選ぶといいでしょう。

保育園の保育方針は、保育園のパンフレットやママ友の評判だけでなく、今は保育園のホームぺージや地域の評判などネットでも検索できますが、大切なのは、自分の目で保育園を見学することです。

認可保育園・認証保育園は、第三者調査機関の調査が入り、その評価の一部は東京都のホームページでも見られるので、保育園選びのポイントにするといいでしょう。

保育園選びのときに見学ってした方がいい?

いざ保育園見学をしてみると、リサーチした印象と違う保育園もあるでしょうし、知らなかった保育方針に魅力を感じることもあります。そのためにも、保育園見学は大切なのです。

保育園はわが子を長時間預ける、第二のおうちです。
安心して通わせることができる保育園なのか、自分の目できちんとチェックしましょう。

保育園見学で確認すべきこと

認可保育園、認可外保育園、認証保育園のすべてについていえるのは、
保育園見学のときに、嘱託医はどこの先生か、看護師が常駐でいるのかは聞いておいた方が安心です。

確認事項の一例として

利用料金(入園金や保育料、延長保育)
熱が出たときの対応
インフルエンザなどの感染症のときの対処
病児保育はどうしているか
アレルギー持ちの児童の管理は
親が出席しなければいけない行事の種類や数
お散歩、外気浴、水遊びはどうしているのか
英語教室・体操教室などの有無 及び 料金
給食やおやつのメニュー
ケンカのときの対応
保育園前に駐車できるか(近くにコインパーキングがあるか)
災害時の対策
保護者と職員との連絡方法

が挙げられるでしょう。

良い保育園と悪い保育園の見分け方

一概には言えませんが、保育園に見学をしたときの、
保育園のムード
園児たちや職員たちの雰囲気
保育園施設の清潔感
セキュリティ対策
をチェックすることでわかるのではないでしょうか。

これらがよくない園は、良い保育園とは言えないでしょう。

また、認可保育所・認証保育園の場合は第三者評価をホームページで見るのも大切です。倍率も人気の参考になるでしょう。

保育園選びの注意点

入園前のお母さんたちにまずお伝えしたいのは、“見かけだけで判断しない"ということです。施設だけがきれいでも、大切なのは保育内容です。

ですから、きちんとリサーチすることが大切です。一番簡単なのは、在園ママ・卒園ママに聞くことでしょう。在園ではないけれど、検討したママに評判を聞いたり、近所の保育園ママの口コミを調べるのもいいでしょう。

また、保育園のイベント、特に運動会を見に行くといいですよ。保育園の雰囲気や、先生たちや在園ママたち、園児の様子がひと目でわかります。

認可保育所だから良い、認可外保育施設だから悪いということではないので、保護者自身の目で直接確認し、十分な説明を受け、納得した上で選ぶことが大切です。

失敗しない保育園見学のポイント!時期や服装、電話予約の仕方や質問内容」という記事も参考にしてくださいね。

構成・取材・文/木村美穂

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