2才を過ぎたら遊びにも創造力を! 感じる力が豊かになる「アート遊び」

 専門家監修
公開日:2017/07/27
2才を過ぎたら遊びにも創造力を! 感じる力が豊かになる「アート遊び」
監修
松家まきこ先生
淑徳大学教育学部 こども教育学科 講師

色水、粘土、スタンプなど、手先を使って「きれいなもの」にふれる遊びは、自由な創造への第一歩。おうちでも楽しめるアート遊びを、専門家に教えていただきました。ママも子どもといっしょに楽しみましょう♪

アート遊びって発達にどんないいことがあるの?

感じる力が豊かな幼児期に、美しい色や形、素材の魅力にたっぷりふれておくこと。それは今後、自分でさまざまな表現をしていくうえでの土台となります。大切なのは、目的を与えてじょうずに作品を作らせようとしないこと。子どもが五感を使い、のびのびと表現したものに対し、「素敵ね」「きれいね」とほめてあげてください。準備など、ママは大変ですが、存分に試し、作り、感じる体験をさせてあげましょう。

おうちでやってみよう! 身近なものでできる、手作りアート遊び

色水遊び

ポリ袋に水と、アサガオやベニバナ、雑草などを入れてよくもむと、植物の自然な色が生きた色水が楽しめます。袋に入った水の独特の感触を、手やほおで感じるのもおすすめです。

 <準備>
小さめの透明ポリ袋をたくさん用意します。絵の具を水に溶き、好みの色の色水を作ります。食用色素や透明水彩絵の具を使うと透き通った色水に、一般的な不透明水彩絵の具を使うとミルキーな色合いの色水ができます。色水をポリ袋に入れてしっかり口を閉じます。ポリ袋の代わりにペットボトルを使っても。

<遊び方>
2~3才ごろは、飲んでしまう危険があるので、コップには入れません。「どの色が好き?」など声をかけつつ、袋に入った色水の冷たくやわらかい感触、空中に透かして見たときのさまざまな色の美しさを楽しみます。

小麦粉粘土

自分の手でさわることで粘土の形が変化する不思議さを、存分に味わわせてあげましょう。結果、できたものに、「おせんべいみたいね」などと想像力ふくらむ声かけをしてあげて。

<準備>
小麦粉100g、塩小さじ1、水50㎖(適宜調節する)、サラダ油小さじ1、食用色素を用意します。ボウルに小麦粉、塩を入れ混ぜます。食用色素を溶いた水を少しずつ加え、こねてまとめながら、耳たぶくらいのかたさにします。さらにサラダ油を足してなじませます。

<遊び方>
手で長くのばしてひもにする、たたいて平べったくするなどがおすすめですが、2~3才のころは、基本的に子どもの自由に任せて。型抜きなども楽しめるでしょう。

野菜スタンプ

スタンプ遊びはシール遊びと似ています。まだ絵がうまくかけない子でも、くり返し押すという動作によって、「絵柄」が増えていくことに夢中になるでしょう。

<準備>
好みの野菜、インクパッド(または濃い目に水で溶いた絵の具と紙皿)を用意。野菜の断面が見えるように包丁でカットしておきます。レンコン、ゴーヤ、オクラ、ピーマン、セロリなど、断面の形状がおもしろい野菜を選ぶと楽しめます。

<遊び方>
インクパッドや絵の具に野菜の断面をつけ、画用紙などに自由に押して遊びます。

マグネットシート

色、形への関心が芽生える2才くらいから、どんどん楽しめる遊び。「くっつく」感覚や形の変化はとても刺激的です。

<準備>
ホワイトボードと、カラーマグネットシートを準備。100円ショップなどで手に入ります。自由にマグネット貼りを楽しむためにも、表現のスペースは大きめに。壁にかけられるタイプだと、飾ることもできて○。

<遊び方>
丸、三角、四角を中心に、子どもが手に取りやすいサイズに切り抜いて完成。基本的な形を中心に、色、大きさのバリエーションがあると、発見が多くより楽しめます。まずはペタンとくっつく感触を自由に楽しみます。はがすのがむずかしい場合は、ママが適宜助けてあげて。

出典 :Baby-mo(ベビモ)2017年夏秋号※情報は掲載時のものです

監修
松家まきこ先生
淑徳大学教育学部 こども教育学科 講師
東京都公立幼稚園教諭を経て、家庭教育相談員の資格を取得。ふれあい遊びとパネルシアター作家として、全国で講演を行う。親子教室「ぴょんぴょんくらぶ」代表も務める。

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