ベビ連れのお出かけ“困った”あるある! こんなときどうする? 

 専門家監修
公開日:2017/04/24
ベビ連れのお出かけ“困った”あるある! こんなときどうする? 
監修
植松紀子先生
臨床心理士・日本大学講師

ベビーカーで電車に乗れば冷たいまなざしが刺さり、レストランで食事をすれば、子どもがあきて騒ぎ出す・・・。周囲の視線を気にしながらのお出かけはつらいし、ドッと疲れますね。そんなベビ連れお出かけの悩みを臨床心理士の植松紀子先生とおでかけじょうずママがスッキリ解決。赤ちゃんの行動の理由やトラブル回避術を知って、堂々とお出かけしましょう。

レストランやお店でぐずる

お出かけじょうずママの突破作戦は?

ドリンクバーまで散歩して気分転換☆ 

おなかがすいてグズグズのときだったら、ボーロでごまかします。ドリンクバーまでトコトコ歩いて、気を紛らわせることも。お気に入りのおもちゃは必携です。(Nさん&Kくん 1才2カ月)

おいしそうなメニューの写真でベビーの気を引く

食欲旺盛なので「もうすぐハンバーグが来るよー」などテンションをあげるように話しかけたり、メニューを見せて「あっ、いちごだね!」と気を引いてます。(Rさん&Yくん 2才2カ月)

教えて! 植松先生

外出前に、赤ちゃんとグズらない約束を

“グズリ対策は家を出る前に”が基本です。「これからレストランに行くよ。店でさわいだりしちゃいけないけど、いっしょに行ってもらえる?」と、赤ちゃんにお願いをしてください。外食や買い物は大人の都合です。つきあてもらうのですから、お願いをして「うん」と言ってもらいましょう。言葉が話せない0才代でも話して聞かせてあげてください。約束をしておけば、グズったときに言い聞かせやすくなります。もう一つ大切なのは、眠くなる時間帯に出かけないこと。眠いと幼児でもグズります。生活リズムに合わせてプランを立てましょう。

ベビーカーに乗りたがらない

お出かけじょうずママの突破作戦は?

車掌さんふうに誘うと乗ってくれます♪

乗りたがらないときは電車やバスのアナウンスふうに「まもなく発車しまーす」と誘います。ハンドルにおもちゃもつけてあります。降りたがるときは歩かせます。(Sさん&Sくん 11カ月)

“抱っこひも常識”はカートママの常識

ベビーカーで出かけるときも、抱っこひもを常に持ち歩き、あまりにベビーカーを拒絶する場合には抱っこひもにしてしまいます。これしかありません!(Tさん&Rちゃん 1才5カ月)

教えて! 植松先生

ムリに乗せるときも、イヤがる気持ちは理解して

赤ちゃんが歩けるようになったばかりのころは、ベビーカーに乗りたがらない時期があります。それは歩くトレーニングをしたいからです。でもふらふら歩く姿は危なっかしく、親はベビーカーに乗せたくなりますね。どうしても急ぐとき、危険でベビーカーに乗せるときは、「歩きたいよね。でもここは危ないから乗ってね」と、まずは赤ちゃんがトレーニングをしたがっている気持ちを理解してあげてください。その前後に、安全なところで思う存分体を動かせてあげることも必要です。

電車、病院、ところかまわず大声!奇声!!

   

お出かけじょうずママの突破作戦は?

ママの「あっ!」で気分が変わる

目にしたものを「あっ!あれ見てー」など言って、興味を持たせます。外出時専用のおもちゃや絵本を出すと、ふだん見慣れていないので興味を持ってくれます。(Kさん&Kくん 2才)

音の出ないおもちゃを持ち歩いています

まずは真顔で「シーッ静かに」と言い聞かせ。それでもダメな場合には、持参したシールブックやお絵かきなど、集中して遊べる音の出ない遊び道具で気をそらします。(Kさん&Nちゃん 1才6カ月)

教えて! 植松先生

下車して正解。声を出したいことは理解し、気分を変えてあげましょう。

10カ月ごろ、赤ちゃんはいろいろな声を出せることがわかって、試したい時期になります。楽しいときにケラケラ笑ったり、興奮したり、退屈、不快なときも声を出します。大声が困る場所では「大きな声が出せるね。でも今はダメだよ」と言って気分や状況を変えてあげるといいですね。赤ちゃんは声を出す練習をしたいのですから、その気持ちはわかってあげましょう。単語が出始めるころには大声を出さなくなりますよ。

イラスト/やましたともこ

出典 :Baby-mo 2017年春夏号※情報は掲載時のものです

監修
植松紀子先生
臨床心理士・日本大学講師
武蔵野赤十字病院、こどもの城小児保育部などを経て、「植松メンタルヘルス・ルーム」を主宰。2人の子を育てながら、約45年にわたって子育て相談をしてきた経験がベースのアドバイスに定評がある。

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