なぜ夜泣きするの? 大人と違う赤ちゃんの睡眠リズムを解説!

コラム
公開日:2016/11/06
なぜ夜泣きするの? 大人と違う赤ちゃんの睡眠リズムを解説!

睡眠には、浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」があり、睡眠中はこれを繰り返しています。ただし、大人と赤ちゃんではその睡眠サイクルに違いが。寝ている間、レム睡眠が何度もやってくる赤ちゃんの睡眠周期を、ドクターに教えていただきます。

赤ちゃんの睡眠周期は大人の約半分! 

レム睡眠が訪れるサイクルが大人では90分なのに対し、赤ちゃんは半分の40~60分程度。大人よりも浅い眠りが頻繁に訪れるため、ママの体がふれたり、パパの帰宅の音などちょっとした刺激で目を覚ましてちまいがちなのです。

熟睡しているノンレム睡眠への移行もまだ慣れず、眠り方を学んでいる最中です。浅い眠りのときに起きる夜泣きは、正常な神経系の発達過程で起きる現象といえます。

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レム睡眠は……
●目玉が動いている
●夢を見ている
●脳も体(自律神経)も動いている
●明け方に増える
●ビクッと動くことがある

ノンレム睡眠は……
●レム睡眠以外
●深い眠り
●脳も体(自律神経)も休息中
●眠り始めに多い
●体を動かしても反応しない

新生児から2才までは睡眠リズムがダイナミックに変化

新生児の睡眠周期は30~40分で、睡眠全体の半分が浅い眠りです。この間に脳を活発に動かしてぐんぐん発達させているのです。2才になると浅い眠りの割合は全体の25%とぐっと大人並みに。睡眠メカニズムが劇的に変化しているからこそ夜泣きも起こりがちで、同時に睡眠リズムを整えやすいのもこの時期なのです。

◆睡眠周期とレム睡眠の割合◆

睡眠周期……0カ月 30~40分/3カ月 50~60分/2才 75分
レム睡眠の割合……0カ月 50%/2才 25%(大人は20%)

22~2時の夜泣きはできるだけ減らしたい

赤ちゃんの発育発達を促す成長ホルモンは、最初の深い眠りに入ったとき、22~2時に多く分泌されるといわれています。そのため、この「睡眠のゴールデンタイム」の夜泣きは減らしたいもの。浅い眠りがふえる明け方の夜泣きは、それほど心配いりません。

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監修/小児神経学クリニック 院長 星野恭子先生
 睡眠障害や発達障害など、子どもの神経・精神疾患を専門に診療。2001年に「子どもの早起きを進める会」を結成。前院長の瀬川昌也氏の遺志を受け継ぎ、子どもの発達と睡眠リズムの大切さを提唱している。
出典:Baby-mo(ベビモ)より
※情報は掲載時のものです

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