早い子は生後4カ月から! 「夜泣き」って何才まで続くの!?

コラム
公開日:2016/10/18
早い子は生後4カ月から! 「夜泣き」って何才まで続くの!?

寝たり起きたりを繰り返す新生児期を過ぎ、生活リズムが整ってきたかなと思った矢先、突然始まる「夜泣き」。ママは毎日寝不足のうえ、一度泣き出したらなすすべもなし……。「どうして!?」「体力も気力も限界」とイライラやストレスでいっぱいにならないためにも、赤ちゃんの睡眠メカニズムや、成長ごとのねんねリズムを頭に入れておきましょう。

夜泣きは早くて4カ月から。7カ月ごろがピーク

夜泣きは、早い子で4カ月ごろから始まります。昼と夜の区別がつき始め、体内時計が整い始めるこのころから、夜に突然泣き出すのです。7カ月ごろがピークで、1才半ごろにはおさまってくることがほとんど。ただ、2才を過ぎても続く子もいます。

夜泣きの原因は、はっきりとわかっていませんが、大人とは違う赤ちゃんの睡眠メカニズムと深い関係があります。人間には「昼間に活動し、夜間は眠る」という命のリズムが体に刻まれていて、生来のリズムに近づいていく時期に、夜泣きが起こりやすいと考えられています。1才半~2才ごろまではじょうずに眠れなくて当然。だからこそ、大人のサポートが必要なのです。

夜泣きは寝ぼけと同じ。目覚めさせないで

夜泣きに特効薬はありませんが、できる対策はあります。大前提として知っておいてほしいのは、夜泣きをしたときに赤ちゃんにむやみに刺激を与えないほうがいいこと。泣きやませようと、はっきり覚醒させて遊ばせたり、授乳をしてしまいがち。でも実はこれらが刺激となって、また次の夜泣きを引き起こす場合があります。夜泣きの多くが、浅い眠りのときに起こります。寝ぼけているのと同じなので、完全に目覚めさせないほうがいいのです。

体内時計は、1日25時間といわれています。地球上に生まれてから、24時間に整っていき、少しずつ睡眠リズムもできてきます。夜にしっかり眠れるようになるということは、脳の発達に関係するセロトニンや体の自律神経のリズムも整うということ。将来の発達の基盤をつくるということです。ねんねリズムがどんどん変遷していくこの時期、成長を実感しながら、夜泣きを乗り越えてほしいと思います。

ねんねリズムの変遷

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◆0~1カ月
●昼夜関係なく寝たり起きたりを繰り返す
●地球のリズムに合わせようとしている時期

◆3~4カ月
●起きている時間が昼間に集中してくる
●体内時計のリズムが整ってくる
●体内でメラトニンが作れるようになる

◆7カ月ごろ
●昼寝は午前と午後に1回ずつが定着してくる(昼間に受けた刺激による夜泣きは一過性。おっぱいへの執着心が強くなったり、夜泣きが習慣になってしまっていることも)

◆1才3~6カ月ごろ
●昼寝は午後1回が定着(1才半以降は、環境の変化に敏感になって夜泣きすることも。夜泣きが続く場合は、親を含めて生活リズムの見直しが必要です。

◆4~5才ごろ
●昼寝がなくなる

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監修/小児神経学クリニック 院長 星野恭子先生
 睡眠障害や発達障害など、子どもの神経・精神疾患を専門に診療。2001年に「子どもの早起きを進める会」を結成。前院長の瀬川昌也氏の遺志を受け継ぎ、子どもの発達と睡眠リズムの大切さを提唱している。
出典:Baby-mo(ベビモ)より
※情報は掲載時のものです

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