生きものとふれあうと頭のよい子に育つってホント?

コラム
公開日:2016/09/11
生きものとふれあうと頭のよい子に育つってホント?

お散歩中の近所の犬との出会い、ホームセンターのペットコーナーで猫をじっと見る、動物園へお出かけ…、お出かけ先での生きものとのふれあいは、赤ちゃんのワクワクドキドキを育み、脳にとてもよい刺激となるそうです。

生きものを眺めながら、ママはたくさん話しかけてあげて

動物園も水族館も、赤ちゃんから楽しめる定番のお出かけスポット。たくさんの動物や魚が見られ、ふれ合えるコーナーもあり、お散歩感覚でも出かけられるので子どもたちにとっては新鮮で楽しい場所ですね。ママも気楽に過ごせて安心かもしれません。
ただ、動物園や水族館ではついつい生きもの任せになり、“無言”で過ごしてしまいがち。見える景色も聞こえる音も、においや感触もすべてが非日常で、それらを一気に体験できるのに、親が無言になってしまうのは、とてももったいないこと。「ゾウさん大きいね」「キレイな色だね」などと言葉をかけて体験を共有することが、とても大事なのです。親とのコミュニケーションにより、風景やいきものの名前、音、においなど、さまざまなことが脳の中でインプット。深い体験として残るので、心がけてコミュニケーションをとるようにしましょう。

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生きものとのふれあいQ&A

Q 赤ちゃんが観察しやすい生きものっている?

A ゆったりとした動きのほうが、赤ちゃんはとらえやすいことも

落ち着いた色の動物よりも、カラフルな色やはっきりした色の生きもののほうが、低月齢の赤ちゃんも反応します。色以外にも、動きやスピードも興味の向くポイントに。すばやい動きは、1才を過ぎれば目で十分追えますが、0才代はまだ目の焦点が合わず、反応が薄いことも。小さいうちはゆったりとした動きの生きものがいいかもしれません。

Q 行く時間・帰る時間のベストなタイミングは?

A 子どもの機嫌のいい時間に行けば、反応も違う!

動物園や水族館を満喫するには、子どものごきげんな時間に合わせるのがいちばん。生活リズムを考えると、夕方にさしかかる午後よりは午前中に行くのがいいですね。きげんがいいと、動物や魚をはじめ、周囲への好奇心が増します。また、切り上げどきは親が誘導してあげるようにしましょう。「そろそろ満足したかな」「飽きてきたころかな」と感じたら、声をかけてさくっと切り上げて。気分転換に別の生きものを見せてもいいし、ゆっくりお散歩してもよし。そして長居をせずに帰るのもアリですね。

Q 動物園に行くとアレルギー対策になるってホント?

いちがいにウソとは言い切れません

動物の毛やほこり、ウイルスなどにふれると、「これは異物だ」と体は反応して免疫機能ができてきます。動物はすべてアレルゲンになりうるので、動物園に行くことはアレルギー対策として無意味ではありません。

お話/成田奈緒子先生

文教大学教育学部教授、小児専門医、主に脳科学を中心とした研究を行う。また、児童相談所医師、発達障害支援センター医師などを兼任し、医学と教育、福祉を融合した「子ども支援」を広く社会に提唱する活動を行う。

出典:お出かけベビモ 育脳スペシャル

※情報は掲載時のものです。

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