今日からスタート! 相手のことを思いやれる子にする脳の育て方

コラム
公開日:2016/06/03
更新日:2016/08/25
今日からスタート! 相手のことを思いやれる子にする脳の育て方

お友だちや知らない人と接するときには、相手のことを思いやれる子になってほしいもの。しかし、「じゅんばんこ」や「貸して」と言うことができるようになるのは2才半くらいからです。しかし、それまでにも大人が理由を言葉で何度も言って教えてあげることが大切です。

「したい」という気持ちを、まわりを見て抑えられるのはかなり高度

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脳の欲求で「おもちゃで遊びたい」と思い、それを「友だちと順番にしよう」と考えるのがおりこうさんの脳の働きです。自発的にできるようになるのは2才の半ばくらいから。それまでは、大人が理由を言葉で何度も言って教えましょう。まだ言葉で説明ができないうちは、思いどおりにいかないと相手をたたいたりすることも。そんなときは、「先に使いたかったんだよね。でも、たたいたら痛いんだよ」などと、まずは気持ちを代弁してから、説明してあげましょう。言葉を使う脳も育ち、だんだんに相手を思いやることができるようになります。

どうしてだめなのか説明してあげましょう

ルールも大切ですが、子どもの行動の理由を理解しようとしてあげましょう。「○○したかったね」とその気持ちを代弁してあげたうえで、ママから伝えたいことを言うようにしましょう。

一度決めたルールは、守ることが大事

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「お菓子はぐずってもあげない」などルールを決めたら変えないこと。しょっちゅう変えてしまうと、だだをこねればいいんだと考えるようになってしまいます。どうしても変えるときには「1個だけね」と必ず条件を決めて、言葉で伝えましょう。

「これ買って~!」とだだをこねられたら、お金のしつけのチャンス!

子どもにお金の話はタブーではありません。お店でだだをこねるようなときは「夕食のお買い物をしたら30円しか残らないの。だから120円のあめは買えないわ」と別のお財布を見せましょう。お金のしつけのチャンスと考えましょう。

「3才までに」とあせらなくてOK。今日スタートすれば、いつかできる子に育ちます!

「育脳」というと、赤ちゃん時代からの英才教育のイメージかもしれませんが、まずは「よく眠る」「しっかり食べる」が第一歩です。もし、赤ちゃん時代に生活リズムがつくれなかったとしても、今日からでじゅうぶん間に合います。そのためにも、ママは自分の育児に「これで大丈夫」と自信を持ってください。ママ自身が、早寝早起き、健康的に食べる生活を意識したら、きっと大丈夫! 今日から始めてみてくださいね。

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お話/成田奈緒子先生
 小児科医、脳科学者。文教大学教育学部特別支援教育専修教授。子育て科学アクシス代表。子どもの生活リズム確立のための社会活動を行う。『早起きリズムで脳を育てる』(芽ばえ社)など著書も多数。脳の働きをわかりやすく教えてくれる先輩ママドクター。
出典:育脳Baby-mo
 ※情報は掲載時のものです。

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