プレママの多くが感じる「むくみ」。原因はこの4つ!

コラム
公開日:2016/05/10
プレママの多くが感じる「むくみ」。原因はこの4つ!

代表的なマタニティトラブルの「むくみ」。妊娠中は体内の血液量やホルモンバランスが変化するため、多くの妊婦さんがむくみに悩まされています。むくみの原因を詳しく知り、改善できるポイントを探ってみましょう。

原因その1 妊娠28~30週をピークに血液量が約1.5倍に増える!

妊娠28~30週の間に血液の量(循環血漿量)がぐっと増え、成人女性の約1.5倍になります。これは血管の通りをよくし、赤ちゃんにたくさんの血液を運ぶため。この血液中の水分が細胞にも行き渡るため、むくみが出やすくなります。

原因その2 血液の水分を血管内にキープすることができず、細胞に流出

血液量が増えても、赤血球やたんぱく質などの量はそれほど変わらず、増加するのは水分です。とくに血液中のたんぱく質には血管内に水分をとどめておく性質があるため、相対的に不足することで血管の外に水分がしみ出て、むくみの原因に。

原因その3 おなかのふくらみが大腿骨の血管を圧迫し、血行が悪くなる

おなかの重みが脚のつけ根の太い血管を圧迫し、心臓から出ていった血液が戻りづらくなります。脚の静脈は重力に逆らう流れになるため、心臓から出ていく血液量に対して戻る量が少なくなり、常に水分がたまりやすい状態に。

原因その4 ホルモンバランスの変化により、むくみやすくなる!

妊娠中はホルモンバランスが大きく変化。とくにプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量は増え続け、24週から32週にかけて大きく増加します。プロゲステロンには水分をためこむ働きがあるため、むくみやすくなるのです。

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妊娠中は体内の水分量が増え、むくみやすくなります

妊娠中は2人分の血液を抱えているため水分をためこみやすく、多くの妊婦さんがむくみを感じるといわれています。
「むくみとは、体の中に水分がたまってしまう現象。妊娠すると血液の量が増加し、妊娠28~30週をピークに妊娠前の約1.5倍になるといわれています。ところが血液の量が1.5倍に増えるのに対し、赤血球やたんぱく質など水分以外のものはあまり増えません。とくにたんぱく質が不足すると、血管の外に水分がしみ出て、むくみの原因となるのです。

さらに妊娠中はホルモンバランスが変化して、体が水分を蓄えやすくなります。体内にたまった水分を、うまく体外に排出できず、ためこみやすい体になることが、むくみを引き起こす原因です」(丸太先生)

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アドバイス/産婦人科医 丸田佳奈先生
現役の産婦人科医という立場を生かし、テレビやラジオ、雑誌などのメディアを通じて、医療現場や美についてのさまざまな情報を発信。
近著に『キレイの秘訣は女性ホルモン:女医・丸田佳奈が答える47の悩み相談』がある。
出典:Pre-mo2016年夏号より
※情報は掲載時のものです

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