産後のスムーズな母乳育児。成功のカギは妊娠中の食生活!

コラム
公開日:2016/04/28
産後のスムーズな母乳育児。成功のカギは妊娠中の食生活!

出産したら母乳は自然に出る? いえいえ、実はそうとは限りません。スムーズな母乳育児をスタートさせるために、妊娠中でもできることはいろいろ。今から少しずつ、母乳育児を意識して生活をしましょう。

そもそもなぜ母乳って出るの?

出産後に胎盤が出ると、母乳の分泌をよくしたり、乳腺のまわりの筋肉を収縮させて母乳を送り出すホルモンが働き始めます。
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、その刺激によって母乳が出ます。そしてその刺激によって、ママの脳からは母乳を作り出すためのホルモンが分泌されます。つまり、赤ちゃんが吸うことで母乳が作られる=ママと赤ちゃんの共同作業で母乳が出るようになるのです。

特に夜間は母乳の分泌を促すホルモンが盛んに出るので、昼夜を問わず頻繁に飲ませると母乳の出がよくなります。

妊娠中は規則正しくバランスのよい食事をとるのが大事

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★妊娠中、一般的に母乳にいいメニュー★
和食は、バランスよく栄養がとれ、カロリーが低めでおすすめ。ごはん、肉や魚などの主菜、野菜を使った副菜に汁物を組み合わせた一汁二菜の献立を目安にしましょう。みそ、のり、ひじき、かんぴょうなどの日本の伝統食材でミネラルバランスをととのえます。海藻、魚介類、ごま、緑黄色野菜など、鉄分を多く含む食材も積極的にとるとよいでしょう。

★産後、一般的に母乳によくないメニュー★
動物性脂肪はダメではありませんが、とり過ぎると赤ちゃんのアレルギーの要因になったり、出産後乳腺が詰まりやすくなります。
また、カロリーが高い食事をとると、乳房がカチカチに張って赤ちゃんがくわえにくく、飲みにくくなる場合も。カロリー控えめで動物性脂肪の少ない食事を心がけて。

★飲み物はカフェインを控えめにし、温かいものを★
産後、母乳をあげるとのどが渇くので水分補給は欠かせません。しかし、糖質の多い炭酸飲料やジュース、カロリーが高めの乳飲料などは避けて。母乳の分泌を悪くするカフェインも控えめに。妊娠中から産後の授乳期は、体を冷やさないために温かい飲み物を選ぶよう習慣づけましょう。

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先輩ママも気をつけていました!
「もともと揚げものが好きだったのですが、妊娠中は食べづわりで急に体重が増えてしまい、量を減らしました。退院したとき、ごほうび感覚で目の前のファストフード店でフライドチキンとジュースを買って帰ったら、おっぱいがカチカチに! それ以来、揚げものは控えめにしています」(Mさん/Yちゃん 9カ月)

「おなかの赤ちゃんや母乳にいいものを調べて、なるべく和食中心でバランスよく食べるようにしていました。白身魚や脂身が少ない肉、野菜、豆腐、納豆、ひじきなど、おばあちゃんの食事みたいなものが定番。飲み物も、麦茶を常にポットに入れていました。そのせいか、産後2カ月から今もずっと完全母乳です」(Mさん/Kちゃん 9カ月)

監修/葛飾赤十字産院 助産師 高橋百合さん 山田香織さん

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出典:Pre-mo(プレモ)2016年夏号より
※情報は掲載時のものです

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