【赤ちゃんの夜泣き対策★】毎晩のしんどさを解消! 睡眠環境の見直しポイント6

毎晩続く夜泣きにヘトヘト……。寝不足で奮闘するママへ、夜泣きが改善するかもしれないヒントをご紹介します。赤ちゃんのねんね環境の快適さや生活パターンなど、今日からできることを集めてみました★
見直しポイントその1●起床時間をきちんと決める。昼寝は午後3時ごろまでに
まず見直したいのが、毎日の生活リズムです。朝起きる時間、夜寝る時間、お昼寝や散歩の時間などをある程度、規則正しくするように意識しましょう。大事なのは、生活のメリハリをしっかりつけること。夜にぐっすり眠れるようにするためには、朝早く起きて、昼から夕方にかけて思いっきり遊んだり、活動することが大切です。
まず起きる時間は毎日同じ時間に。朝の日ざしとフレッシュな空気が十分感じられる時間帯、おそくとも8時までには起こしましょう。ごはんも毎日3食、なるべく同じタイミングで食べられるのが理想。起床と食事のタイミングが決まってくれば、昼寝の時間も定まりやすくなります。昼寝は遅くスタートしたとしても、午後3時を目安に起こしましょう。うっかりおそいタイミングで寝てしまうと、確実に夜の睡眠に響きます。
見直しポイントその2●寝る前の環境も大切! 音や照明を見直す
赤ちゃんがねんねするときの環境の見直しも、夜泣き対策の大きなポイント。昼と夜の区別をしっかりつけたほうが、赤ちゃんもストンと眠れます。なにげなくつけている照明や生活音が、赤ちゃんのねんねをじゃましている場合も。寝るときの部屋もチェックを。照明は暗めにし、静かに保ちましょう。
寝る直前までテレビやDVDを見せることもやめましょう。赤ちゃんにとっては刺激が強く興奮させるので、眠りを妨げます。また、赤ちゃんの寝ている部屋に届く音で夜遅くまでテレビをつけている、大きな声で話したり笑ったりしている……など、あてはまることはありませんか? 帰宅したパパが赤ちゃんを起こしてしまう場合もあると思いますが、これでは赤ちゃんの眠りのリズムはなかなか定まりません。落ち着いて眠れる環境をつくってあげるのも、ママやパパの大切な役目です。
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見直しポイントその3●暑くて眠れない!? 冬は「着せずぎ」に気をつけて
「寒い冬なのに、なぜか寝汗をかいていた!」というケースは少なくありません。真冬でもあせもになる赤ちゃんがいるぐらい、着せすぎ、かけすぎ、のことが多いのです。体温調節の機能が未熟な赤ちゃんは、熱の逃げ場がないとたちまち暑さを感じて、汗をかきます。最近の住宅は暖房効率がいいので、パジャマや布団を何枚も重ねていると、暑すぎることがあるようです。衣類の着せすぎ、布団のかけすぎには注意してください。
ねんねの赤ちゃんは背中に汗をかくことが多いので、手を入れてさわってみて。じっとりと汗ばんでいるようなら布団を1枚減らすなどしてみましょう。布団の飛び出しが気になるなら、赤ちゃんをすっぽりとおおうスリーパーを活用しても。布団のかけすぎと寝冷え防止になります。部屋をあたためるときは設定温度を高くしすぎないように。冬場なら18~20度ぐらいが目安とされています。
見直しポイント4●ママのぬくもりで安心、今だけ赤ちゃんといっしょに寝てしまうのもアリ
赤ちゃんを寝かしつければ、ようやくお待ちかねのママの時間。でもホッとしたのもつかの間、泣き声に中断されてオロオロした、という経験はありませんか? 赤ちゃんはふと目を覚ましたときにママがいっしょにいないと、とても不安に思います。ママのにおいや気配に安心感を覚えるので、夜も「いっしょに眠ってほしい」という気持ちをいだく子は少なくありません。
大人にくらべて眠りの浅い赤ちゃんですから、目を覚ます回数も大人より頻繁です。夜泣きで悩んでいるのなら、添い寝しながらママもいっしょに寝てしまう方法でしばらく乗り切るのもいいものですよ。ねんねのときにママもパジャマに着替えれば、赤ちゃんは「寝る時間なんだな」とだんだん理解していきます。早めの睡眠は、夜おそくにとる睡眠よりも疲労の回復が早く、美容にもよしと、いいことずくめ。パパにもしばし協力してもらい、トライしてみては?
関連リンク⇒⇒⇒【赤ちゃんぐっすり睡眠部!】夜、暗い部屋で眠らないとどうなる?
見直しポイント5●ひどい夜泣きはいったん起こして気分をリフレッシュ
びっくりするくらいのボリュームで大泣きしたり、夢でも見ていたのか、半分寝ぼけながら泣いていたり……。こんなパニック状態でのんびり構えていると、よけい夜泣きがひどくなる場合もあります。こういうときは、いったん眠りをリセットするつもりでしっかり起こしてしまうほうが、かえって早く落ち着いて、泣きやませの近道になります。
まずは赤ちゃんを目覚めさせ、気持ちの切りかえをうまく助けてあげましょう。部屋の明かりをつけ、抱っこしてベランダに出てみる、着替えさせてみるなど、環境を変えるワザで落ち着かせましょう。元気に遊び始めることも多いのですが、しばらく遊びにつきあっていると、目をこすり始めるなど「眠い」のサインを出してきます。そこでもう一度、ふだんどおりに寝かしつけ。きっと何事もなかったように、眠りについてくれるはずです。
見直しポイント6●1歳ごろになったら、夜はおっぱい卒業を考えても
離乳食がだいぶ進んでいる1歳前後の赤ちゃんの場合、おっぱいが「おあなかを満たすもの」から、「スキンシップの手段や心を落ち着かせるもの」に変わっていきます。ふとした刺激や不安で起きかけたときにおっぱいをもらっていると、おっぱいほしさに起きて泣くという、逆のパターンになることも。
ただし、それまで夜間におっぱいあげていたのをやめると、3日くらいはひどく泣かれる覚悟を。「これなら夜泣きのほうがラク!」と思うママもいるかもしれませんが、いったんやめてしまえば、その後はずいぶんラクになります。夜の授乳をやめると夜泣きおさまるケースは多いようですから、試してみる価値はありますね。
関連リンク⇒⇒⇒【寝ない!を解決】夜泣き・添い乳・グズグズ……スムーズな寝かしつけのコツ7
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夜泣きといっても、日によって泣き方や状況もさまざま。なかなかコレ、という対処法が見つからないことも多々……。その場の対処も大切だけど、睡眠環境や生活パターンの見直しも、この機会に始めてみてくださいね。
イラスト/ムラキワカバ
※この記事は『赤ちゃんがピタッと泣きやむ100のコツ』(主婦の友社)より加筆・再編集したものです。
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