赤ちゃんがインフルエンザ&風邪にかからないための5つの予防とは?

コラム
公開日:2015/12/11
更新日:2018/01/26
赤ちゃんがインフルエンザ&風邪にかからないための5つの予防とは?

この季節、どうしても気になるのが風邪やインフルエンザ。こまめな予防対策の積み重ねが、ベビーをウィルスから守ります。「ウィルスを家に持ち込まない」を合言葉に、家族みんなで予防しましょう。

そもそも風邪とインフルエンザの違いって?

  • ■一般的な風邪

風邪のウィルスは約100種類。代表的なものがライノウィルス。いわゆる鼻風邪のウィルスです。手についたウィルスが鼻粘膜に感染、4~5日で増殖して発症。熱と同時に症状が出ることが多いです。ゼーゼー、ヒューヒューが特徴のRSウィルスも風邪の一種ですが、3才以下は重症化することもあるので注意して。

  • ■インフルエンザ

インフルエンザウィルスに感染することで発症。潜伏期間は1~5日、感染力が非常に強い病気です。突然の高熱(38~40度)、寒気、ふるえ、体のだるさや筋肉痛の症状が出ます。2~3日で熱が下がり始めてから、せきや鼻水などの風邪症状があらわれるのが特徴。1才未満のインフルエンザは軽症のことが多い一方で、1~5才は気管支炎、中耳炎、インフルエンザ脳症の合併症を引き起こす場合があります。

予防1 基本中の基本、外から帰ったらしっかり手洗い

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風邪、インフルエンザともに、家の中にはウィルスを持ち込まないことが大切。ママやパパは、帰宅後はすぐに石けんで手洗いを。ベビーはボウルに水を張って、グーパーグーパーしながら指の間もていねいに洗ってあげましょう。外で泥や土にさわった場合は「石けんで洗う」をルールに。

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「手を洗う」を習慣づけるように。自分で洗えないベビーはしぼったタオルでふいてあげて。

予防2 床ぶき掃除で病原菌をシャットアウト

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ウィルスなどの病原菌を部屋中に広がらせないために、床ぶき掃除も効果があります。風邪やインフルエンザの感染予防としてはもちろん、2才以下の子どもに多い「誤飲」もふせぐことができます。床に目線を下げると、誤飲の原因となる対象物を見つけることができるので、普段から床ぶき掃除を心がけましょう。

予防3 湿度は50~60%をキープ! 換気も大事!

空気が乾燥するとウィルスが増殖。冬の湿度は50~60%がベスト。加湿器は雑菌の原因となるカビや汚れがないかを確認してから使用して。ウィルスが室内にこもらないよう、1時間に1回を目安に換気をしましょう。

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温度調節には部屋干しも◎。部屋の換気は換気扉を回して、同時に、換気扇と反対側の窓を2~3cm開けると新鮮な空気が循環します。

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クリーンな室内環境にするために、空気清浄機の使用もおすすめです。

予防4 なるべく人混みに行かない

ウィルス感染のリスクが多い人混み。住んでいる地域で風邪やインフルエンザが流行し始めたら、必要以上の外出は避けたほうがベター。外出する場合は、こまめな水分補給でのどをうるおして乾燥対策を。妊娠していると、さまざまなウィルス感染リスクがたかまります。妊婦は外出時はマスクの着用を。

予防5 インフルエンザの予防接種を!

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インフルエンザの予防接種期間は自治体によって異なりますが、10月~2月の終わりまでが基本。季節性インフルエンザは年が明けてから春先まで感染することがあります。でき接種を受けましょう!

■インフルエンザ予防摂取のQ&A

Q.いつ、何回受けるの?

A.生後6か月からで、13才未満は、2~4週間の間隔をあけて2回接種。3才未満の摂取量は大人の半分(1回0.25ml)。ワクチンの効果があらわれるまで約2~4週間、発症予防は効果は約5ヵ月間といわれています。

Q.副反応が心配です…

A.接種部位が赤くはれる、かたくなる、熱をもつなどが見られることがありますが、ほとんどが1~2日でおさまります。まれですが、熱が出ることも。卵アレルギーがある場合は、かかりつけの主治医に相談してくださいね。

お話/小児科医・ 細部千晴先生 藤田学園保健衛生大学卒業。名古屋市立大学病院、日本医科大学病院などを経て、2008年東京の文京区に「 細部小児科クリニック」を 開業。子どもの診療のほか、子育てひろばの運営にもたずさわるママさん先生。二児の母。
出典:2014秋冬 Pre-moより ※情報は掲載時のものになります。

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