【いつから?いつまで?】哺乳びんの消毒・ゲップ・イヤイヤetc. ちょっと気になるお世話の節目

 専門家監修
公開日:2019/10/04
【いつから?いつまで?】哺乳びんの消毒・ゲップ・イヤイヤetc. ちょっと気になるお世話の節目
監修
山田奈生子先生
水天宮前小児科院長

毎日の育児のなかで、「哺乳瓶の消毒って、いつまで必要なの?」「歯磨きっていつごろから始めるの?」などなど、ふと気になることってありますよね。ここでは「飲むこと・食べること」に関してのママたちの疑問を、小児科ドクターが答えます。先輩ママたちの体験談もぜひ参考にしてください♪

授乳の気になる その1授乳後にゲップをさせるのはいつまで?
⇒縦抱きができるようになるまで

飲んだものが逆流してつまらせないためにするのがゲップ。首がすわって縦抱っこができるようになったら、ゲップが出るまで待たなくても大丈夫。なかなか出ないときも、横向き寝にさせて、しばらく様子を見れば十分です。

授乳の気になる その2哺乳びんの消毒はいつまで?
⇒指やおもちゃをなめるようになるまで

だんだん成長して、身の回りの常在菌にだんだん胃腸も慣れてきます。指やおもちゃをなめる4カ月ごろになれば、もう消毒はしなくても大丈夫。ただ、乳首や哺乳瓶は使ったらなるべくすぐに洗って、菌が繁殖しないようにしましょう。

授乳の気になる その3授乳リズムがととのうのはいつごろ?
⇒生後2ヶ月ごろになったら授乳の間隔をあけてみても

混合だったので、夜中に何度もミルクを作ったりするのも大変でした。病院で「添い乳」を教えてもらったら、夜中に起きても乳首をくわえさせるとすぐ寝るからラクになったし、母乳も出るようになりました。(ベビー3ヶ月のママ)

生まれてすぐは、ママも赤ちゃんも授乳に不慣れ。音楽やスポーツが、たくさん練習するとできるようになるのと同じで、泣いたら飲ませることでだんだんに慣れていきます。ママは水分をよくとって、肩こりを解消するようにして。心身ともにラクにして過ごすことが、母乳の分泌もよくするコツです。

生後2ヶ月ごろになると、赤ちゃんはだんだん周りのことにも興味が出始めます。泣いた=空腹ではないかもしれません。あやしてみて泣きやまなかったら授乳、というリズムにして、少しずつ授乳の間隔をあけてもいいですね。

授乳の気になる その4哺乳びんをイヤがるのはいつまで続く?
⇒生後7ヶ月ごろになったらストローにしても

完全母乳の赤ちゃんで保育園の入園や預けることが多くなる予定なら、できれば新生児から哺乳びんに慣れさせて。乳首の形・穴の種類や、ミルクの銘柄を変えてもダメなら、ベビーマグやストローを早めにスタートする手もあります。

授乳の気になる その5遊び飲みを始めるのはいつごろから?

生後8ヶ月ごろ、乳輪のあたりをかまれてえぐれて化膿。産院の母乳外来で、塗り薬として特殊なばんそうこうで手当てしてもらいました。「かまないでね」といい続けたら、ほんとうにかまなくなりました!(ベビー1歳2ヶ月のママ)

赤ちゃんの食欲が旺盛になって、おっぱいだけでは足りないサインであることも。また、遊び飲みしたり、乳首をかんでママの反応を見たりという場合は、「ママ遊ぼう」という赤ちゃんからのサインかもしれませんよ。

授乳の気になる その6卒乳はいつごろが目安?
⇒1歳前後を目安に、スキンシップとしては1歳以降も続けてOK

1歳になると必要な栄養も多くなり、母乳やミルクだけでは足りません。食事で栄養をなるべくとれるようにして、卒乳への準備を。食後や日中の授乳は減らしていき、夜寝る前の授乳だけ続けるということでもいいでしょう。

離乳食の気になる その1離乳食はいつからスタートすればいいの?
⇒生後5~6ヶ月ごろから

離乳食は、ふつうの食事ができるようになるまでの、まずは「食べる練習」です。唇をとじて「ゴックン」できているかどうかを見てみましょう。食べる量は個人差があるので、ひとさじでも食べたら十分です。

離乳食の気になる その2遊び食べはいつからいつごろまで続くの?
⇒多いのは生後11ヶ月から1歳半ごろ

手づかみで食べようとするのは、食べる意欲があるから。小さいおにぎりやスティック野菜など、つかみ食べしやすいメニューにしてあげましょう。ただ、食べずに投げたりこねたりしたら、おなかがいっぱいの証拠。思い切って「ごちそうさまね」と片付けても。食べなかったら片付けられる、ということも覚えさせましょう。

離乳食の気になる その3食べ物の好き嫌いが始まったり、離乳食をいやがるのはいつごろ?
⇒多いのは1歳から1歳半ごろ

離乳食、1歳を過ぎたら、急に野菜が嫌いに。大好きなハンバーグにみじん切りにしてまぜています。「おいしい」と言ってくれると、ほんとうに嬉しいですね!(ベビー1歳9ヶ月のママ)

ママが食べてみて「おいしくない」と思ったら工夫してみて。しっかりとだしやスープをとると調味料を足さなくても味わいが変わります。市販のベビーフードも参考にしてみるといいでしょう。また、「食べさせるぞ!」という気迫がこわい場合も。食事は楽しく! と心がけて。

離乳食の気になる その4コップ飲みや、スプーン・フォークが使えるようになるのはいつから?
⇒自分で飲めるのは1歳ごろから、スプーン、フォークは1歳から練習を

コップ飲みは、ママやパパがコップを持ってあげて、おふろなどで練習をスタート。だんだん自分でコップを傾ける加減を覚えていきます。ひとりで飲めるようになるのは1歳ごろ。コップの底から1cm分くらい入れて少量からスタートすると、ママも赤ちゃんもストレスがありません。

フォークは最初はママやパパが食べ物を刺してあげたり、スプーンに乗せてあげて、あとは口まで運ぶところからスタートしましょう。

From Dr. 1歳半になるまでに生活の基本ができるように

赤ちゃんは、生まれてすぐの何もできないころから始まって、「子ども」になるまでの間には、たくさんのことができるようになります。その成長の節目が1才半のころです。

体の発達の面では、おすわり、はいはい、つかまり立ちと進み、1才半には歩いて、走るようになります。また、このころになると自分で食べることができるようになり、言葉でもコミュニケーションができるようになり、朝起きて夜眠る生活リズムが整ってきます。

人として生活できるようになることが「一人前」ということです。生活面で一人前になるためには、ママやパパの「お世話」としてのサポートがとても大切です。

成長の手助け・見守りポイント

1 困ったことをしたら「やめさせたいこと」よりも「してほしいこと」に注目を
危険なことはしっかり注意して、そのときベビーが「何がしたかったか」を考えてあげましょう。

2 「泣くこと」をおそれなくて大丈夫!
赤ちゃんは泣くものです。どうして泣いているのか、よく見て考えてあげればそれでいいのです。

3 よくできた!と思ったらたくさんほめましょう!
赤ちゃんはほめられることが大好き。繰り返ししてほしいことは、たくさんほめてあげましょう。

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生活リズムがととのい授乳にも慣れてきたと思ったら、次は離乳食がスタートしたり、食べることや飲むことの悩みや疑問はつきないもの。家族で楽しく食事ができる日がやってくるまで、ママも根気強くサポートしていきましょう。なお、成長には個人差があるので、ここで表記した月齢などはあくまで目安として考えてください。

イラスト/あらいぴろよ 文/関川香織

※この記事は『Baby-mo2015秋冬号』より加筆・再編集したものです。

監修
山田奈生子先生
水天宮前小児科院長
東京慈恵会医科大学附属病院などの勤務を経て、水天宮前小児科を開業。子育ての不安や悩みについて、やさしくお話ししてくれる先生。小児アレルギー、小児夜尿症などの相談も。プライベートでは三児の母。

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