胎教にいい音楽と語りかけ方 5つのコツ

コラム
公開日:2015/07/13
更新日:2016/08/24
胎教にいい音楽と語りかけ方 5つのコツ

胎児期に「胎教」をしておくと、生まれてくる赤ちゃんが育てやすい情緒の落ち着いた賢い子になるらしい……と、以前の早期教育とは違った新しい胎教が注目されています。胎内記憶の研究で有名な産科医 池川クリニック 院長 池川明先生にその方法や効果を教えていただきました。

赤ちゃんと話すとママの気持ちもラクになる

胎教といわれても、具体的に何をしたらいいのでしょうか。池川先生にそう質問したところ、「おなかの赤ちゃんに聞けばいいんです」とのお答え。
え!? 胎児って答えてくれるんですか?「はい、そうですよ」と池川先生はニッコリ。胎児との会話は「イメージする力」があれば誰でもできると池川先生は言います。ママがリラックスした状態で赤ちゃんに深く意識を向けていると、赤ちゃんの声や希望がイメージとして浮かんでくるのだそうです。「おなかの赤ちゃんをイメージするとき、お母さんはとてもリラックスして自分の体と深く向き合っています。もし赤ちゃんが“ママ、最近元気がないよ。もっと外に出ようよ”と言ってくれたと感じるなら、それは自分の体からのメッセージでもあるかもしれません。“ママ、大好きだよ”という声が聞こえたなら、それだけでつらいつわりを乗り越えられるかもしれない。赤ちゃんの“言葉”を聞くことで、自分自身がラクになったという人はとても多いのです」

胎教

新しい胎教「対話」を楽しむ5つのポイント

1 ママが十分にリラックスする
赤ちゃんとの会話は、リラックスできる環境でするのがいちばん。好きな音楽をかけたり、アロマをたいたり。話しかけるときには、声を出しても出さなくてもやりやすい方法でいいのです。

2 赤ちゃんを一人の人として尊重する
一方的に話すのではなく、「お話ししませんか?」「絵本読もうか?」「そろそろおしまい。また話そうね」など、赤ちゃんを尊重して会話しましょう。おしゃべりの内容はなんでもOKです。

3「○○してね」ではなく「何してほしい?
胎児に話しかける場合、「元気で生まれてきてね」とか「逆子にならないで」など、してほしいことを伝えることが多いですが、赤ちゃんの気持ちを聞くことでイメージがふくらみます。

4 胎教にいい音楽よりもママが大好きな曲を
「どんな曲がいいかは、赤ちゃんに聞いてみてください」と池川先生。ママが好きな曲なら、ベビーもきっと心地よいはず。聴力の発達する時期は生後4カ月以降ですが、こだわる必要はありません。妊娠に気づいたらすぐ始めましょう。

5 胎動は赤ちゃんからの何かのサインと受け止めて
妊娠中期や後期になってよく動くようになったら、赤ちゃんとの実際のふれあいややりとりも楽しめるようになります。「おなかの中でムニュッと動いたとしますね。そしたら『手をつないでくれた』『ほおずりしてきた』とイメージをふくらませてみて。絆が深まりますよ」。

8-a

赤ちゃんが生まれても、しばらくは言葉でのコミュニケーションはできません。妊娠中の胎教で、ママから積極的に話しかけをしたり、おなかに注意を払うことで、赤ちゃんが生まれてからも泣き声や表情をママが読み取って予測しながらお世話をすることができるようになるのです。胎教ができる妊娠中は、産後のお世話の準備期間、予行練習だと思って楽しんでトライしてみてくださいね。

監修
 池川 明先生
 池川クリニック(神奈川県横浜市)院長。2001年に「胎内記憶」について発表して話題となり、現在も産科医として出産に立ち会いながら胎内記憶の調査を進める。著書に『おなかの中から始める子育て』(サンマーク出版)など多数。
出典:『Pre-mo(プレモ)』2015年秋号「胎教ってどうやら本当にいいらしい」
 イラスト/市川彰子

s20150715ishibashi15

buy-button-amazon

あなたにおすすめ

注目コラム