妊娠は夫婦関係を見直すチャンス~鮫島浩二先生アドバイス【妊娠7週】 

コラム
公開日:2015/05/05
妊娠は夫婦関係を見直すチャンス~鮫島浩二先生アドバイス【妊娠7週】 

妊娠の感動が薄れないうちに、夫婦の「これから」を見つめ直して

赤ちゃんの人生が始まったその日は、ひと組の夫婦が「親」になるスタート地点でもあります。「まだまったく実感がわきません」という人も少なくないと思いますが、超音波写真でみた心臓の拍動をどうぞ思い出してください。命はここに宿っています。

この感動が消えないうちに、夫婦で「これから先」についてゆっくり話し合ってみてください。「この先、私の体にはこんな変化が起きてくるみたい。すごく不安だし、体調も悪くなって今まで通りに家事もできなくなると思う。どんなふうに助け合っていけるかな?」そんなふうに率直に話してみてください。

男性は妊娠出産をリアルにとらえくい

これからの妊娠生活の中で、妻が夫に不満や不安を感じることは何度もあると思います。それは男性が、妊娠出産をリアルにとらえることができないからです。

女性は妊婦検診に通ったり、体調が悪くなったり、おなかが大きくなったりして、否が応でもおなかの赤ちゃんの存在を自覚し、少しずつ「母」へと変化していきます。けれど男性にはそれがありません。

つわりもない、胎動も感じられない、陣痛もない。唯一、妻からその様子を聞き、共有していくことでしか、夫が「父」になるチャンスはないのです。

新しいノートを1冊買って

今から始めましょう。「この先どうなるか」「そのときにどうしてほしいのか」を夫婦で話しましょう。

新しいノートを一冊買って、その内容をメモすることをおすすめします。子どもが成長して巣立つ日まで、夫婦の約束や決意を書く習慣をつけることで、「あのときはこう考えていたんだ」と原点に立ち戻ることができると思います。

『あんしんマタニティ280DAYS』より

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●鮫島浩二(さめじまこうじ)産婦人科医。東京医科大学卒業後、東京警察病院、木野産婦人科医院などをへて、2006年さめじまボンディングクリニック開院。妊婦さん自身が主体になるお産を実践。また、母と子、父と子、そして妊婦さんどうしの絆づくりを支援する日々。ベストセラー『わたしがあなたを選びました』著者。3男の父。

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