ベビーの育脳、学習の基礎力は幼児期の体験から【高濱正伸先生】

コラム
公開日:2014/05/15
ベビーの育脳、学習の基礎力は幼児期の体験から【高濱正伸先生】

0~3才は、これからの長い人生の「土台」となる大事な時期。体も心も発達途上とはいえ、子どもは日々の生活からたくさんのことを学んでいます。この不透明な時代、子のために親がしてやれることは? 子育てのスペシャリストに熱く語ってもらいました。

最終目標は「メシが食える大人」に育てること

“メシが食える大人にする”、この言葉こそ「花まる学習会」の教育・指導理念かつ重要なキーワード。

子どもが経済的、社会的、精神的な自立を果たしたときにはじめて“メシが食える”わけですが、そうした真の自立ができる子に育てるために、小学校までに“ことばの力”や“自分で考える力”など、つけておきたい基礎力があります。これらの基礎力の土台となるのが0~3才の原体験です。

主体的に物事を進められる力がつくかは、乳幼児期の体験がカギ

長年、多くの小中高生を見ていると、小学校高学年になって伸びる子と伸び悩む子がいますが、その差は乳幼児期の体験なんです。乳幼児期に最も大事なこと、それは「主体的に、やりたいことをやり抜く」ということです。自分が熱中できる経験を気のすむまですること。これは非常に重要。ドリルをイヤイヤやらされてきた子は、小学校高学年になると、別解を考えることをいやがります。

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でも小さいころから思う存分にやってきた子は、主体的にやらないとおもしろくない、という大事なことをつかんでいるから「もっと別のやり方があるんじゃないかな?」と別解探しに意欲的です。

ドリルより自然の中に「伸びる要素」がある

では何をするべきか、というと「自然にふれる」ということをいちばんにおすすめします。そのよさの一つは多様性。葉っぱ一枚一枚にすじや色、枯れ方など五感で感じるあらゆる違いがあります。

小さな子を外に連れていけば葉っぱをいじったり、穴を掘ったり、たいていあきずに遊んでいて、それがとてもいい時間。子どもがすごく伸びているときなのに、「早く帰ってドリルをやんなきゃ」と思っては本末転倒ですよ!

高濱先生写真

お話/花まる学習会代表
高濱正伸先生
東京大学、同大学院修士課程修了。1993 年に「数理的思考力」「国語力」「野外体験」を重視した「花まる学習会」を設立。引きこもりや不登校など実践的問題解決にもとり組む。親向けに年間100 回以上行なう講演会は、キャンセル待ちが出るほど大人気!
出典:育脳Baby-mo(ベビモ)「0~3才で絶対しておきたい5つのこと」
※情報は掲載時のものです

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