身近なアレが危ない【地震、お部屋の事故対策】赤ちゃんとママのための安全ポイント27

 専門家監修
公開日:2019/12/12
身近なアレが危ない【地震、お部屋の事故対策】赤ちゃんとママのための安全ポイント27
監修
国崎信江さん
危機管理アドバイザー
監修
山中龍宏先生
緑園こどもクリニック 院長

事故や地震、天災などはいつ起きるかわかりません。赤ちゃんとわが家の安全のために、家具や雑貨、家電など、身近なものの危険ポイントを確認しておきましょう。

リビングの「滑る」「落ちる」を防ぐポイント12

1ラグは全面に敷くか滑り止め付きにする

できれば全面に敷き、部分敷きするなら裏面が滑り止めシートつきのものに。赤ちゃんには家の中で靴下をはかせないようにするのも○。寝室やキッチンのラグも忘れずに。

2壁掛け時計や写真立ては素材を変える

ガラスや木製、シルバーのフレームをやめて、革や布、和紙製にチェンジ。照明器具はじかづけにするか、アクリルなどの材質に替えるとベター。

3テレビの固定はベルトつきの2点留めで!

テレビの台座だけを固定してもダメ。台座だけでなく、壁とモニターをベルトで固定できる2点留めのタイプを選んだほうが安心。

4空気清浄機や加湿器、ウォーターサーバーには滑り止めをはさむ

100円ショップなどで手に入る滑り止めシートを1枚はさみ、空気清浄機は出入り口をふさがない場所に設置。ウオーターサーバーも固定を。

5コーナークッションでゴッツン防止!

テーブルやタンス、テレビ台、低めの棚などのとがった角にコーナークッションをつけると安心。震災時にも衝撃をやわらげます。

6ガラスのテーブルは今すぐ撤去!

災害時に凶器と化すものは撤去が正解。買い替えるときは収納つきのものなど2、3WAYで使えるものを選び、家具の個数を減らすと◎。

7額縁はアンカーでしっかり留める

額ぶちを飾りたいならアンカーで固定。石膏ボードの裏側にある柱や間柱、または石膏ボード自体にフックを固定できるものも。もしくは飾らない!

8引き出しにはストッパーを!

いたずらや指はさみ防止だけでなく、震災時にも役立ちます。チェストの引き出し、AV機器まわり、キッチンの引き出しにもすべてつけて。

9窓のゲートを設置して、飛び出しを防止!

ベランダは赤ちゃんが出られないよう、窓にゲートを。ベランダに踏み台になるものを置かず、窓ガラスには飛散防止シートを貼って。

10いざというときのために、赤ちゃん用段ボールベッドを用意

家中に砕け散ったガラスが散乱していたら、赤ちゃんの安全を確保できません。段ボールと粘着テープを用意していざというときのベッドに。

11袋に入れた赤ちゃん用シューズを用意

避難するときはできるだけ体をおおうのがケガ防止に。赤ちゃんの靴を袋に入れてリビングなどに用意し、すぐはかせられるようにしておいて。

12赤ちゃんを守る安全のポーズを覚えておく

赤ちゃんがママの体から離れないよう向かい合っておしりを抱え、おじぎをするように折り重なるのが、基本の姿勢。ふだんから練習しておいて。

関連リンク⇒⇒⇒地震から赤ちゃんを守る11の行動&安全な部屋づくりに必要な9つのこと

キッチンの「落ちる」「ぶつける」を防ぐポイント6

13吊り戸棚に重い鍋を入れない

高いところに収納するものは、落ちてきても被害のないお弁当箱やタッパーなど軽いものだけに徹底。これを機会に不用品を処分しても。

14鍋や包丁はすぐに収納を

調理が終わったら包丁や重い鍋、フライパンなどは、食前に洗って片づける習慣を。出しっぱなしにしておくと、落下→ケガのリスク源に。

15冷蔵庫、食器棚、背の高い冷蔵庫は今すぐ固定する

最悪の場合は命を落とす危険があるので、大型の家具・家電は真っ先に固定を。赤ちゃんの目線で考え、低い家具もすべて固定して。

16ワゴンに重い調理家電を置かない

重いものを上に載せていると当然倒れやすくなります。上に10㎏のものを置くなら一番下には備蓄用のお米を30㎏置くなど重心も意識して。

17調理器具や食器の材質をチェンジ

シリコン製の調理器具なら飛んできたところで大した衝撃ではありません。食器も割れにくい材質を選び、ケガのもとになるものを減らして。

18キッチンカウンターに調乳ポットなどを置かない

基本的にキッチンカウンターには物を置かないようにします。電話機を置いている場合は、ジェルマットなどでしっかり固定を。

関連リンク⇒⇒⇒【赤ちゃんとママの防災・事故対策】ベビーベッド・メリー・写真立て、家の中の危ないコト、モノ30

寝室、玄関の「落ちる」「動く」を防ぐポイント3

19ベビーベッドは2点で固定する

キャスターつきのものは必ずロックを。ベビーベッドは4カ所で固定するより2カ所がベター。ベッドメリーは取りつけ部分のゆるみを点検。

20クロゼットや押し入れの不用品を処分

不用品はためこまずにどんどん処分! 収納するときは重いものほど下に。天袋など高いところには、ケガをしない軽いものだけを収納。

21エアコンの下で寝ないようにする

取りつけ位置を替えるのはなかなかむずかしいので、寝る場所を替えて。なるべく頭の上にエアコンがないようにします。

お風呂、トイレ、玄関の「閉じ込め」「転落」を防ぐポイント

22バスタブの水は必ず抜いておく

浴槽への転落が多い2才くらいまでは事故防止を最優先。災害用の水は別の方法で用意し、バスタブに水をためたままにしないように徹底します。

23ちょうつがい側に指はさみ防止カバーをつける

玄関などの重いドアは大ケガにつながりやすいので、最優先で指はさみ防止カバーを活用。赤ちゃんがふだんいる場所のドアも忘れずに。

24脱衣所にママと赤ちゃんの着替えを常備

災害時にすぐに着られるように、ママと赤ちゃんの着替えを脱衣所に1セット置いておくと安心。

25トイレは水タンクナシに替えて

かぶせてあるだけのタンクのふたは、地震のとき飛んでくることも。できればタンクのないタイプに取り替えを。むずかしいようならトイレにいて揺れたとき、タンクを押さえるか、トイレの外に逃げて。

26ドアクッションをつけて、閉じ込め防止

閉じこめを考えたら赤ちゃんと少しの間でも離れるのは避けたい。防止策としては、常にはめておけるタイプのドアクッションを活用することです。

27赤ちゃんを高いところに寝かせない

寝返りのできない低月齢の赤ちゃんを、ちょっとの間だからと洗濯機の上などに寝かせないで! 落下したら一大事です。一瞬でもNG。

関連リンク⇒⇒⇒【赤ちゃんの事故&ケガ防止】鍋、電気ケトル、ホットカーペット……秋冬は「うっかりやけど」の危険がいっぱい!

これを入れておけば、ママバッグが非常袋に!

□抱っこひも・おんぶひも
□紙おむつ(大人用も1枚あると安心)
□おしりふき
□ごみ袋
□着替え
□ガーゼハンカチ
□タオル・バスタオル
□ポケットティッシュ
□ベビーフード・スプーン
□粉ミルク・哺乳びん(調乳を必要としている場合)
□授乳ケープ
□清浄綿
□お気に入りのおもちゃ
□母子健康手帳・健康保険帳(コピーでOK)
□財布
□携帯電話・携帯電話の充電器
□携帯用トイレ
□給水袋
□ペンライト
□ちょっとした食料・水分

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赤ちゃんがいる家庭では、災害時以外でも、部屋には危険な箇所があれこれ。家具の配置や収納など、日ごろから事故防止を心がけておきましょう。

イラスト/アサミナオ  文/小山まゆみ
※この記事は『Baby-mo』より加筆・再編集したものです。
監修
国崎信江さん
危機管理アドバイザー
阪神・淡路大震災で600人近い子どもが亡くなったことに衝撃を受け、自然災害から子どもを守るための研究を始める。東日本大震災や熊本地震などさまざまな被災地に足を運び、支援を続けている。『決定版 巨大地震から子どもを守る50の方法』など著書多数。家庭では3児の母。
監修
山中龍宏先生
緑園こどもクリニック 院長
産業技術総合研究所デジタルヒューマン工学研究センター傷害予防工学研究チーム長。長年、子どもの事故防止に取り組んでいる第一人者。著書に『子どもの誤飲・事故を防ぐ本』(三省堂)など。

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